ぶれない軸をもつ
先週、3日間、自己啓発の研修会に参加してきました。
ここには昨年の夏から定期的に参加しています。
なかなか素晴らしい活動をされています。
ここの社長は、昨年8月に「戦略を超える理念経営」という書籍を出版されています。
ほぼ同じ時期に、私も「本来あるべき経営人事」というタイトルで専門誌に特集を執筆しました。
http://www.busi-pub.com/j0809.html
理念を基軸にした経営の重要性を主張したものです。
スケールが違いますが、目指す方向が全く同じです。
研修参加時に新型インフルエンザのニュースが報じられ始めていました。
フェーズ3になったばかりの頃でした。
しかし、社長は即座にGWに予定していた家族との海外旅行をキャンセルしたというのです。
キャンセル料は50万円もかかるそうですが、全く惜しくないとおっしゃっていました。
楽しみよりも自分が罹病するリスクを排除することを優先されたのです。
これぞまさに理念経営に則った判断です。
研修では、「原則、目的を中心に行動判断をすることが何より大切である」と説かれていました。
そのとおりを実践されたのです。
その姿勢に打たれ感動してしまいました。
自分はまだまだと反省しきりでした。
研修中、この社長は理念経営の素晴らしさを理解できる本を紹介されました。
それがなんと「日本でいちばん大切にしたい会社」だったのです。
ぜひ読むように参加者に推奨されておられました。
うれしくなりました。
(月曜担当;小林秀司)
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