地域密着

土曜日担当の長島です。

今日、静岡県内地銀の決算発表が報道されました。4つともに減収減益と厳しい内容です。

今後は、社会的な公器として、より地域に密着したビジネスモデルを確立することが、金融機関が生き残るための必須条件となると思います。地域の中小企業を重要なステークホルダーとして位置付け、これまでの株主価値の極大化に偏重した経営姿勢は修正していかなければならないでしょう。

米国でもそうであったように、地域とのリレーションシップが確立できていない金融機関は、いざ、経営が傾いた際に公的資金など受けられないでしょうし、受ける資格もないと思います。

地域とのリレーションシップを強くするには、これまでは金融機関内で完結していた「知識やノウハウの共有」を地域にまで拡大し、地域とともに学び高めあう姿勢が必要でしょう。口で言うのは簡単ですけど、実践が難しい課題です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です