おはぎ

野口具秋です。

2週間前のソウルの寒さに痛めつけられたので、
今回は万全の備えをしました。
何せ北国・東北に行くのだから。
予想通り、どんよりと曇った空は適切な判断を祝福して
今にも降りそうだ。
きっと仙台に着くころは雪になるかも知れない。
予想に反して天気は上々、バスに乗り換える頃は快晴で
冷たい大気が気持ちいいのです。

秋保温泉は仙台の奥座敷と言われ、地元では有名。
福島県郡山市に赴任中、年に数回は訪れた温泉地でした。
目的地に近付くにつれ、久しぶりに見る景色に当時が思い出される。
主婦の店「さいち」は知らないのが不思議という有名な食品スーパー。
初めて聞く「さいち」に当時の仙台支店連中のアンテナの感度の
低さに、営業成績が悪かったのが当たり前と思った。

おはぎが飛ぶように売れている。6個入ったおはぎはずしりと重い。
隣にいた平松さんが、おはぎに載せたゴマの香りが素晴しいという。
さすがプロの観察。
手当たり次第に買い込むおばちゃんパワーに負けじと、あんと一緒
にゴマも勢いで購入してしまう。
6個入り一パック630円也。1つ食べたら分厚いあんの丁寧な甘さが
口に広がるが、おなかにはドンと重い。

自宅では、ワイフは待ちかねたように、何度もテレビで観た有名過ぎる
おはぎをパクパクと口にほうばる。
大きなおはぎを1個だけではなく、ゴマのほうもドンドン口に入れる。
まだ試食してないと知ると、少しだけ口に入れてくれる。

明日から旅に出るワイフは残ったおはぎを次から次へとサランラップ
にくるんで、冷凍用のビニール袋に厳重に包み込み、アッという間に
冷蔵庫に仕舞いこんでしまいました。

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