覚悟がすわった姿は素晴らしい
先週に引き続き、後継者問題です。
業績軸の経営を実践してきた先代経営者が会長に退き、幸せ軸を志向する後継者が社長になったものの、変わらず経営に口出しをして、人本経営の前進を阻んでしまう。
今、悩ましいのがこのパターン。
このケースは結構少なくないように感じます。
後継経営者が不屈の精神で人本経営の貫徹をしていくよりありません。
覚悟、本気度を示して実行していくことです。
先日、ご訪問した会社は立派でした。
会長は相変わらず業績軸に足を突っ込んでいるのですが、後継者の40歳代の社長は、何百人の全社員、来賓が参加する事業計画発表会で、「利益は手段、目的にしない。社員満足を高めることを一番に考える。絶対にリストラはしない。」と言い切っていました。
しかと本気度を感じました。
覚悟がすわった姿は本当に素晴らしい。
心から応援したくなりますし、社員もそういう気になるでしょう。
同じような境遇にある後継者同志の集まりが必要な気がしています。
企画を進めていこうと思っています。
小林秀司
小林さん
おはようございます!
僕も前者の「悩ましいパターン」でした・・・・。
そのような状況から一歩でも前進したいと思って経営しています。