障がい者の希望!パワ-アシストス-ツ。
障がい者の希望!パワ-アシストス-ツ。
先月26日に放映されたNHKクロ-ズアップ現代「パワーアシストが社会を変える」は障がい者に希望を与える番組であった。
ブラジルのサッカ-ワ-ルドカップの始球式のキッカ-は重度の下半身麻痺の青年だった。装着していたのは脳からのサインを受けて機械が身体の動きを補助する「パワーアシストスーツ」。
パワーアシスト技術で世界をリードする日本では、一般の人でも使えるシンプルで安価なスーツも開発されており、既に農作業や物流など力仕事の現場で導入が進んでいる。少子高齢化で労働力の確保が喫緊の課題となる中、高齢者や女性にも活躍の場を広げるパワーアシストスーツ。障がい者のための開発もかなり進んでおり、パワ-アシストス-ツを使い続けている内に、失われたと思っていた機能が蘇る可能性すらあるのだ。
将来の労働力不足を考えれば、高齢者や女性、障がい者の雇用が不可欠だ。
先月24日の政府の成長戦略には「ロボットによる新たな産業革命の実現」が盛り込まれた。
身体障害者が対象だが、知的障がい者や精神的障がい者が職を持てるようになる研究がどこかで行われていると信じたい。
こんな夢を見る。坂本ゼミ生が障がい者の取材をして本として出版した。数年後に取材を申し込んだら、「障がい者は全員、機能を回復して今は一人もいません」と。
金曜日担当のM1(修士1年)の知野 進一郎でした。
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