人本経営でよみがえったトヨタ

法政大学大学院、坂本光司研究室のブログ、金曜日担当の修士1年 知野 進一郎です。

 4月に大学院に入学して半年が経過し「いい会社」を31社、視察させていただいた。
会社に入ると雰囲気で分かる。①平成生まれの若い社員、②高齢者、③女性、④障がい者の全部か複数の社員に優しい企業だ。今後は⑤東南アジアを主とする新興国の社員が入ってくる。何年後かには経済力で日本が抜かれる国だ。⑥大学生・高校生・・・も大切にしていく。未来の戦力だ。


 先週も書かせていただいたが坂本光司研究室には私より7歳下で特任研究員の小林秀司先輩がいる。「人本経営」を出版され浅学非才な私には格好な著で、49Pから豊田章男社長について述べている。改めて6月12日に放映されたカンブリア宮殿を見た。幸せ軸を基に経営されている。社員33万人、年商25兆円、1万社以上から部品を調達している我が国最大の企業だ。

 人本経営は企業規模に関係なくトップ次第で業績主義経営から人間本意、人本経営を行うと結果的に好業績を上げることができる。
いい会社のトップの共通点は、社員には優しいが社長自身には厳しい。常々勉強して向上心の塊だ。もう一点は苦労していることだ。章男社長もリ-マンショック後の2009年に就任し、巨額赤字、世界から非難されたリコ-ル問題、     3.11、タイ洪水等、苦労の連続だ。トップが逃げずに乗り切った。

 14年ぶりに創業家から社長に就任した豊田章男社長。父親である章一郎(トヨタ自動車名誉会長)からは、①お国のために働け②トヨタは喜一郎一人で作ったわけじゃないと教えを受けている。
 合い言葉は、お客様の笑顔のために「もっといいクルマをつくろうよ」とシンプルだ。また車が好きだ。クラウンだけでなく、小型車、レ-シングカ-も運転する。

伊那食品工業の塚越会長からも学ばれているが、年輪経営等の考えは豊田章男社長がもともと持っている考えで、謙虚にさらに学んでいると推察する。

 何人かのコンサルタントが70年周期説を挙げる。ドラッカ-もかなり前から2015年頃が価値観の転換だと言っていたように思う。70年前は先の大戦、140年前の明治維新は坂本龍馬のような志士がいた。坂本光司教授も豊田章男社長も価値観の転換期に世のため人のために必然と登場したと思う。

 国内生産台数を300万台を維持する。国内生産は38%。日本のお家芸「ものづくり」を維持している、現場主義、利益は結果ととらえている。素晴らしい経営者だ。


小林先輩とアチーブメント出版社から出版した小林先輩の本。
青木仁志アチーブメント社長も発起人の「人を大切にする経営学会」の設立総会、記念講演会等が23日(火曜、祝日)に開催されます。入会の申し込み等を含めて間に合います。「人を大切にする経営学会」のウェブサイトからお申し込みください。お待ちしております。

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「人本経営でよみがえったトヨタ」への1件のフィードバック

  1. 知野さん
    おはようございます!
    人本経営は購入してまだ読んでいませんが、今日東京出張なので新幹線の車中で読みたいと思います。
    9月23日は歴史的な一日になりそうですね。
    私は妻と3人の子どもたちの5人で参加して、家族全員でその歴史的1日を楽しみたいと思っています。