またすごい会社と出会う
先週、またすごい会社に出会いました。
その社長は人本経営という言葉を知っている訳ではありませんでした。
ですが、していることは疑いなく、真正の人本経営でした。
企業理念は「愛と思いやり」。
人間力の向上なくして企業の繁栄はないと医療関連領域で人本経営を実践し、現在では大勢の社員と店舗展開を実現するに至っています。
すでに社員の3分の1は、平成世代の若者が働いています。
社長自身は意識することはなかったようですが、人本経営に平成世代の若者はものすごく親和して、自己最高実現を目指して成長していきます。
同社でも新卒者はほとんど辞めることなく、それが明るい社風をつくることに貢献して企業文化という財産を形成するという善循環がすでにつくられているとオフィスの空気感から感じられました。
今でこそ幸せ実感に浸っている社長ですが激動の人生を体験しています。
かつて強烈な業績軸のベンチャー企業の経営にかかわり、その世界で20歳半ばにして数億の資産を手に入れました。しかし、その先に待っていたのは、人間不信と幸せからは程遠い生活の日々でした。
いわく、小説にある蜘蛛の糸のような世界で、我先と相手を蹴落として一本の糸にしがみつき成り上がった末に登りつめた先に待っていたのが荒涼たる魑魅魍魎の世界だったそうです。
同じように成り上がった経営者の仲間が十数人、そこにはいたそうですが、今、振り返るとその後、多くの仲間は、自ら命を絶つものも含めて社会から抹殺されていく運命をたどっていったと壮絶な思い出を語られていました。
この社長が改心して、幸せ軸の今の会社を設立したのが、2000年のことでした。
いずれこの会社のことは詳細にレポートをしていきたいと強く動機づけられていますが、世の中は想像をはるかに超えて人本主義社会の形成が進んでいるのではないかという予感を強く感じた視察となりました。
小林さん
おはようございます!
小林さんもビックリするような素晴らしい会社をまた一つ発見出来た様子。
どのような会社か、オープンになるのが楽しみです。
村田さん
発見です。
東京にあります。
そこここの街角にお店があります。
こんなところで人本経営が息づいていたのです。
世の中が目に見えて変わりつつあることを実感しました。
素晴らしいことが起きつつあります。