ワークハピネス吉村慎吾社長の講演
D1の岩崎です。
先日、日本ナレッジ・マネジメント学会 知の創造研究部会で、株式会社ワークハピネスの吉村慎吾社長の講演を聞きました。演題は、「イノベーションが生まれる組織」。
坂本光司先生を除き、今年いちばんの講演だったと思います。
さて、世の中、これほどまでにイノベーションが必要とされながら、イノベーションが生まれる経緯や組織について、未だ解明がなされていません。吉村社長は実務家の立場から次のように説明しました。
①イノベーションが生まれる必要十分条件とは?
Ans:イノベーターがいること
>当たり前ですよね。
②イノベーターは特殊な人材か?
Ans:普通のサラリーマンでもイノベーションは起こせる。
>冷静に考えてそうですね。
③イノベーションを起こすことは難しいことなのか?
Ans:消しゴムと鉛筆を足して、消しゴム付き鉛筆、これもイノベーション。
>小さな小さなイノベーションです。
④大きなイノベーションは凄まじい抵抗にあいます。
>過去の歴史から納得できます。
⑤イノベーターとは、『自分の存在意義(理念)と組織の存在意義(理念)が重なった人で、この凄まじい抵抗にあっても乗り越えられる人。
>過去の歴史から納得できます。
特に、④と⑤は歴史的に「馬鹿だ、ちょんだ、うつけだ」などと呼ばれ、最後までやり切った偉人がたくさんいます。彼らが起こしたのは歴史的イノベーションでした。
そして、吉村社長は講演の中で、「会社理念の唱和ではなく、徹底的に個人と会社の理念をすり合わせることが重要」と説きました。例えるならば、沖縄教育出版の「日本一長い朝礼」や、大企業ですと、ホンダの「絶対価値の追求」がこれにあたると思います。
坂本研究室が対象とする、いい会社は、頻繁にイノベーションを起こします。これは、いい会社がたくさんのイノベーターを育て、イノベーターが活躍しているから。
よく、イノベーションが日本を救うといいます。
いい会社が増えることで、きっと、日本が、そして世界が、救われることでしょう。
岩崎さん
おはようございます!
投稿ありがとうございます。
>会社理念の唱和ではなく、徹底的に個人と会社の理念をすり合わせることが重要
先日の部課長研修会でこの必要生を強く感じました。
昭和だけでなく具体的にやることの目標を決めコツコツと実践する・・・・その積み重ねですね。