緑茶の老舗 おづつみ園様(埼玉県春日部市)を訪問
寒くなりましたね。D1の菅野雅子です。
坂本研究室の研究テーマの一つに第6次産業があります。
今年度は、第6次化に参入している企業の情報収集を行っています。
先日、埼玉県春日部市で緑茶の栽培・製造・販売を主な事業とする老舗企業「おづつみ園」様を訪問し、社長の尾堤宏氏にお話をおかがいました。
単独インタビューだったのでちょっと緊張。
最初に待っていたのは、こんなおもてなし。涙。
そして、通されたのは、西口ふじ通り店の隣に今年(2014年)10月にオープンしたカフェ「はなあゆ」。
そこは木質感あふれ、社長こだわりの家具や照明を備え、とっても居心地の良い空間でした。
さらに、こんな嬉しいおもてなし。抹茶白玉ぜんざい。
手作りの白玉が、とっても軟らかくて本当に美味しい!
塩昆布も上品な味わい。
こちらは、抹茶ミルクオレ。使っているのは牛乳だけなんですって。
化学調味料などの添加物を一切使わないことがポリシーだそうで、まさに「本物」を味わえるお店です。
インタビューは、「本物」へのこだわりの話から始まりました。
「そのもの本来の良さを感じられないような感性の持ち主ではいたくない」
という社長の言葉が心に残りました。
尾堤社長の夢は、「農(農業)」「食(飲食)」「学(スクール)」「暮(お茶のある暮らしの実現のためのリフォームや家具の提案)」を一体として地域の中に実現することだそうです。
それは「お茶を中心としたコミュニティづくり」だといいます。
「かつてはどの家庭にも“お茶の間”があったように、地域の中にあるいは家庭の中に人々が憩える“お茶の間”を復活させたい」という社長の熱い言葉。
板書してくださいました。
おづつみ園は、「人を大切にする会社」でもあります。
平成23年に「第1回 日本でいちばん大切にした会社大賞」において「審査委員会特別賞」を受賞されています。
社長が「超地域密着」というほど地域貢献を大切にしています。
お祭り等、地域公共イベントへの継続的参加やお茶摘み体験教室の開催は春日部市内ですでに30年以上継続しており、地域にお茶の良さを伝え続けています。
また毎月第4金曜の特売「お茶2割引」は40年続いており、地域の名物となっています。
いずれも「モノを売る」ことが目的ではなく、「コトを楽しむ」「思い出を作る」「季節を感じる」といったことを大切にしており、そうした取り組みを通じて地域に愛され続けています。
というわけで、1時間の予定が3時間にもおよぶインタビューに・・・。
本当に素敵な空間で、楽しい時間を過ごさせていただきました。
尾堤社長、ありがとうございました。素敵な笑顔です。
菅野さん
こんにちは!
とっても素敵な会社にお伺いしたのですね・・・。
こうやって訪問することで色んな発見があります!!