驚異のお年の田中会長、役員の皆様のクラロンさん
暮れの12月24日、26日も3社のいい会社を視察させていただいた。
4月に大学院に入学し坂本光司師匠のもと企業視察に始まり企業視察に終わった。36年間お世話になったTKCの会計事務所ではお客様企業を毎月訪問する巡回監査と言うのがあり現場の大切さを知っていた。現場に行くことの重要性を改めて感じた。視察先、坂本先生、仲間のゼミ生に感謝したい。
8月の2泊3日の夏合宿・東北版の最終日、東京方面に向かう途中に福島に引き返した狂気の沙汰スケジュ-ルの学校用の体育着メ-カ-の福島市の株式会社クラロンさん、日曜日の夕方の訪問であり、お客様のご都合を優先する坂本ゼミではあり得ない視察となった。私の2つの質問の田中社長の回答は明確であった。
12月18日に2度目のクラロンさんへの訪問。
8月には社長であった初代社長の奥様の田中須美子会長、61歳の私より二回り+α以上のお年であるが元気印。今回は会長になられ、さらに若くなられた感じ。田中会長だけでなく昇格された氏川社長始め役員の方の年令はすごい。この謎を私なりに解きました。
14年前に創業者の田中善六さんが80歳で亡くなられました。戦前から成功者は①戦争か②大病か③監獄、戦前は思想犯。いずれかを経験しないとなれないと言われました。善六さんも戦争の経験が活きたと同時に体を蝕んで亡くなったと思います。
昭和31年の創業時より障がい者を雇用され150名の社員になっています。障がい者雇用率は驚異の35.6%に至っています。今回、平日だったので工場も視察させていただきましたが、障がい者と健常者の違いがまったく分かりません。
坂本先生も先日、茨城県のなるみ園さんを視察された時に、3年前にまた来るからねの坂本先生の言葉を覚えていてくれた障がい者がいました。
宇宙・自然に生かされている人間、生き物、説明できない何かで生かされていると思います。
障がい者を60年近く前より雇用されてきたクラロンさん、ある障がい者との出会いから障がい者雇用に力を入れられている坂本先生。自然から「もっと障がい者雇用に精進して」と同時に「ありがとう」と言われ元気に活躍されていることにつながっていると思います。
18時30分開始の授業のために中座させていただいたが田中会長自ら玄関まで送っていただいた。
4月に大学院に入学し5月2日から毎週、坂本光司研究室のブログに投稿させていただきました。会う方からFacebookでも楽しみにしている等の励ましの言葉をいただき続けることができたと思います。坂本研究室のブログは2008年5月23日から毎日、一日も欠かさず投稿されております。毎日、坂本先生とゼミ生の投稿を楽しんでください。
世のため人のため、日本を変えるために。
あすは大晦日、坂本研究室のブログも楽しみです。
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