あなたの助けになる
陽射しが暖かくなり、昼間はコートもいらないくらいの陽気になりました。
厳しい冬に耐え、玉川上水沿いの植物も競うように芽が出てきました。薄緑や黄緑、赤みがかった新芽と様々な色があることに毎年感心しています。
鴨が何かをつついているかと思えば、白鷺が降り立ち優雅な姿を見せてくれました。
桜ばかりに見とれていると足元の花を見過ごしてしまいそうですが、緑の中に柔らかい花を咲かせるのは「紫華鬘」です。
ケシ科の植物で、花も葉も薄く儚げな感じがします。
ところが、この花の生命力は素晴らしく強く、目が出れば必ず花を咲かせるのです。そして、種は弾けて遠くに飛びそれを蟻が運び生息域を広げて行くのです。そんな紫華鬘がこの時期とても、楽しみで、好きな花の一つなんです。
この花言葉は「あなたの助けになる」「喜び」だそうです。
人を助けることは容易ではありません。助けたつもりが迷惑だと思われたりするかもしれません。立派な人は助けなんか必要ないかもしれない。
そんなことをグルグル考えていると、人を助けるなんてことは出来なくなって、助けるって何?とか難しく考えてしまいます。
多分…いや、絶対誰かを助けなきゃと思うと助け方って様々あることに気がつきます。助けた時にお礼を言われるとなんか嬉しい気持ちになります。「喜び」です。
足元に静かに咲いている花にこんな花言葉を考えたのは誰なんだろうと想像をはたらかせるのです。万葉時代にタイムスリップした気分になれます。
あなたの、だれかの助けになる!
さあどうしよう
出来ないと言わない…最近気が付いたことです。
出来る!とも断言出来ませんが、「なんとかします」ぐらい言えるようになりたいかな
M2 滝川でした。
滝川さん
ステキな心洗われる文章だと思います。
知野 進一郎
滝川さん
こんばんは!
「助ける」という大上段に構えるより、気軽に寄り添うことができるといいですね!!