あさ出版さんに学ぶ~いい販促とは~
今週月曜日放送されたNHK「プロフェッショナル~仕事の流儀~」はご覧になられましたでしょうか?
このブログでも先週から坂本ゼミとの関わりのある鎌倉投信の新井氏が出演すると
何度か投稿されていましたね。
私もしっかりとリアルタイムで観て、とても共感し色々なヒントを頂きました。
番組中で、ファンドマネージャーとして成功を収めていた新井氏が
人生の転機のきっかけとなった1冊の本として紹介されたのが、我らの恩師坂本先生の「日本でいちばん大切にしたい会社」でした。
NHKさんには珍しく、書籍はもちろんのこと、そこに取り上げられている企業の事もしっかりと映像で紹介され、私も仕事柄「うあーこれは広告効果高いなー」なんて喜んでみていました。
番組の話はここまでとして、私が感心したのは、次の日12日火曜日の日経新聞朝刊を見た時です。
朝、何気なく日経新聞を読んでいると、目の前になんだか見慣れた「日本でいちばん大切にしたい会社」の文字が!
そうです、写真の通り、新刊でもないのに
「日本でいちばん大切にしたい会社」シリーズの広告が、5段1/2と言う大盤振る舞いのサイズで掲載されていたんです!
これは、前日のNHKプロフェッショナルの放送に本書か紹介される事に乗じて「あさ出版」さんが原稿を準備し出稿したということなんですが、その手回しの良さと広告タイミング、媒体選定に感心しその完璧な販促に感動すら覚えました。(まぁー当たり前と言えば当たり前ですが…)
もちろん、新井さんのインタビューのなかで本書が取り上げられるという事が事前に分かっての事でしょうから当事者にしかわからない情報を上手に入手し活用したという事では、本当に上手い販促であると感心しました。
逆に、新井さんの著書である「投資はきれいごとで成功する」ダイアモンド出版はなぜか広告無かったですねー(苦笑)
いずれにしても、「日本でいちばん大切にしたい会社」シリーズとそこに紹介されている「いい会社」がまた
注目を浴びることは大歓迎です。
新刊でなくても発行から何年経とうと読むべき本であることには変わりないし、もっともっと読まれるべき本であることを、あさ出版さんも理解しているので、費用をかけてもタイミング待っていたんでしょうね!
さて、私、広告屋としては、効果測定が気になるところです。
テレビ、新聞、そしてこのブログとFacebook、クロスメディアの効果はいかほどに?
西森さん
感動でした。
3回見て、時期を置いてまた見る、、、。そんな感動でした。
知野 進一郎