いい男が経営するいいスーパー
M2 瀬賀孝子 です。
「カンブリア宮殿」に取り上げられ話題沸騰の㈱福島屋。
第二回人を大切にする経営学会のプレイベントで、私は㈱福島屋
視察を選択した。
常日頃、企業は人なりというけれど本当は企業は経営者なりだ!!と
考えている。特に中小企業は「経営者の器」の大きさが企業の大きさで
あると思っている。
(株)福島屋は「ビジネスモデル」が業績を作っているというよりは、
福島会長の個性と情熱で作られているスーパーであるという知見を持っ
て帰路についた。
福島徹会長はなかなか魅力的な男性だった。精悍な雰囲気なのに
眼が温かく、語り口も穏やかで謙虚なもの言いをする方だった。中年
女性達にとっては好感度抜群!!と思う。
お客様の主婦たちをコーディネートし、マーチャンダイジングに活躍
してもらっているということだが、奥さんたちは一所懸命に努めている
ことであろうと推察された。
レストラン”ZONAVOCE”での懇親会に私も参加し珍しがられた。
酒席は嫌いではないが条件がある。美味しい食べ物・美味しいお酒・
美味しい会話があるのが理想だが、どれか一つ当てはまれば参加
する。
ZONAVOCEは「かなり美味しい物が出るはず」と踏んで参加した。
期待を裏切らなかった。銀座あたりにこのような店があれば、私は
常連客になるだろうに……。
福島徹会長との会話も「美味しかった」。参加した女性が8人だった
が、自然と近くのテーブルに集い一つのグループになった。
「南会津の銘酒」を携え,各テーブル を回り、気軽にお酌していた
福島会長。とくに女性群のテーブルでは盛り上がった。
「徹さま」「徹さん」「徹ちゃん」と、女性群は段々砕けた口調になる。
ただニコニコと会長は相手をしていた。
帰る際に、私は福島会長に挨拶し握手を交わした。
「新潟美人に会えて嬉しかった」
と、「徹ちゃん」は明るい声でささやいた。
マダムキラーだ!! 憎いねぇ~!!
「月か変わったら、往復3時間をものともせず、お金をたっぷり持って
一日かけてゆっくりとお買いものをしよう……..」
と、私は心の中で誓ったのだった。
瀬賀さん
福島屋さんも二号店の失敗が生きていますね。
知野 進一郎
瀬賀さん
つまり瀬賀さんの心を捉えたということですね。