感動に値します

野口具秋です。

坂本ゼミの同志の近藤さんが国際学会で、
40分間の英語での論文発表をしてきました。

それまで殆んど素振りも見せず。
ポーランド人に英語で捲し立てられたと
あっけらかんと帰ってきました。

いつ英語をマスターしたのでしょう。
能力と短期間での集中力には驚く限りです。
涼しい顔をしてお腹がすいたと、
隣りで微笑んでいました。

イギリスとスペインで2度、
英語でスピーチをしたことがあります。
英語の得意な娘に発音とセンテンスを直してもらい、
飛行機の中でも暗記しました。
MR(医薬情報担当者)で英語が話せる人がいると
会社内で伝説になりました。
サプライズで目立つことが目的で不純な動機でした。

スペインでは20分以上プレゼンをしましたが、
発音が不明瞭だったのか、居合わせた人たちは、
早く終われよという顔をしていました。

高倉健さんが、この世を去って1年になります。
決して無口な俳優ではなかったようです。
孤独で無口を演じ続けた健さんに憧れていたのです。

ジャーナリストの近藤勝重さんが教鞭をとる
早大大学院クラスで16人目の生徒として受講した話、
千葉真一が健さんの付人であったこと、
八代亜紀が売れない頃、
2年間健さんの前座であったことを知りました。

映画館で健さんの映画を観たのは、
単身赴任先の郡山で「鉄道員ぽっぽや」しかありません。
「幸せの黄色いハンカチ」
「居酒屋兆治」
「駅STATION」

コレクションしているものもあります。

きっと沢山の作品に囲こまれ、
健さんの世界を観ることにしています。

「寅さん」、倉本聰の「北の国から」と心に沁み、
永く生き続けるのです。

健さんはすごいのです。

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