6日長野県松本市でTKC長野県支部のTKC生涯研修で講師をさせていただいた。
最後にお話した内容だ。

以前にも投稿したが、
坂本ゼミ生になり僅か1年半だが、坂本教授が注目を浴びるのは時代の流れも背景にあると感じる。
平成バブル崩壊までは、会社の業績は右肩上がり、給与も年々上がり希望があった。
業績・売上至上主義でも希望があったので、とんでもない社長、上司でも我慢して勤めたと思う。

加えてリーマンショック。
給与は増えないし、いつ首になるか分からない。
子供が欲しいが安心して産めない、、、。

こんな憂鬱な毎日が、30年近く続いたことになる。
業績軸から幸せ軸(人に優しい経営)に転じると希望が湧いてくる。

3.11が拍車をかけた。
津波が去って落ち着くと思ったが、安全神話が崩れた原発。
50年か100年でも回復しないかもしれない。

日本以外だったら暴動、略奪だったが、我慢して列を作った。
諸外国人から日本人が気づかなかった日本人の良さ、絆が再認識された。

マズローの欲求5段階、生理的欲求、安全欲求、所属と愛の欲求、承認欲求、自己実現欲求の上に、マズローが6段階「自己超越欲求」を創っていた。
自分より他人の幸せが自分の幸せと感じる欲求だ。

会計事務所の所長、社員(職員)が一所懸命やってお客様に褒められても、物足りないものがあると思う。
仲間との「絆」だ。

会計事務所の仕事は、お客様と社員(職員)との1対1で個人を基本にしているからだ。

これをグループで担当すると、1つの企業に、毎月、違う組み合わせで2名(3名)が訪問しチェック(経理担当者と話)をする人、社長と話をする人、となる。
事務所に戻ってからの、毎月、決算・申告時期、各々の業務の担当をする。年間はお客様企業のさらなる発展を祈って、目標(予算)策定支援、月次のフォロー、決算・申告まで行うと言うものだ。
得意分野を活かすことによって、他のメンバーを補完して、お客様から喜ばれた時に、グループのみんなで喜ぶと
仲間との「絆」を分かち合うというものだ。

2日(月)のNHKのプロフェッショナルで10年前に創られたテーマ曲の「プログレス」の次の10年に向かって「夢のゴール」が披露された。
ボーカルで曲を創ったスガ シカオを主に5人のプロミュ-ジシャンが一つの「絆」になった。

「共生」。一人だけ頑張ってやっても、何も扉が開かないと感じる時代。

きっとぼくらが生きる最高のカタチは、「誰かのための自分になること」。

妻が言った。「貴方がいつも言っていることじゃない」。

何もない毎日でも君がいてくることで、誰かにまた一つ笑顔が生まれるよ」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

「絆」への1件のフィードバック