修士論文の中間発表
法政大大学院 坂本光司ゼミ 修士2年 根本幸治
来年1月に修士論文を提出する予定者(主に2年生)による中間発表があった。
昨年以来、同期のプレゼンに触れることは多かったが、
その度に教授の方々から厳しく指導を受け、私も含め皆は大いに悩んだ。
1年半が経って、仲間の論文趣旨が洗練されていることに驚かされる。
昨年とはテーマを変えた者もいる。
11月上旬をゼミ内提出期限とする複数のゼミでは、
すでに半分書き上げている者もいた。
私は3年での卒業予定だが、果敢にプレゼン発表に臨んだ。
テーマ 「資産形成のための株式長期投資の研究」
60歳定年から平均寿命90歳まで30年。年間生活費300万円なら約1億円の資産が必要。
老後破産という言葉がある。定年退職からの30年を無収入で生きていけるのか。
お金にお金を生んでもらう仕組み、年金システムを自ら構築する必要がある。
短期で儲ける投資ではなく、馴染みの会社をファンクラブの年会費のように毎月投資する。
ドルコスト平均法として既に先行研究が進んでいる。401kの年金システムも既にある。
それでも投資より預貯金が好まれるのはなぜか?
なぜ長期投資なら不安を解消しながら資産を作れるのか?
書きたい事とは別に、書き方を学ぶ必要もある。
主観とは別に、客観が求められる。
先行研究から一歩新しい視点。
論文も投資も ”楽しむ” が答えになりそう。
根本さん
論文、勉強になります。
知野 進一郎