「日経トップリーダー」5月号に掲載された愛知県瀬戸市の「大橋運輸」さん

人手不足を解消する
誰もが長く働ける職場を目指す
多用な人材(財)を雇用し、企業価値を高める

LGBT
 レズビアン(女性同性愛者)
 ゲイ(男性同姓愛者)
 バイセクシャル(両性愛者)
 トランスジェンダー(性別越境者。性同一性障がい者の人を含む)

「日経トップリーダー」5月号に掲載された愛知県瀬戸市の「大橋運輸」さん、
昨年11月の東海地方のNHKでLGBTで放映された。

LGBT性的マイノリティ-は7.6%、約13人に一人だ。
一方、障がい者は定説では6%と言われるが増えているようだ。
ダブッテいる人もいるかもしれないが、合わせると10人に1.36人以上いることになる。

元々、社長、トップの役割は一人一人の個性、潜在能(脳)力を引き出すことだ。

「大橋運輸」さんは障がい者雇用も積極的だ。
鍋島社長、個性を引き出している。

新規事業も積極的 大橋運輸
2007.06.29【愛知】大橋運輸(瀬戸市)の鍋嶋洋行社長が、最も大切にしているのが「ES(Employee Satisfaction)」、つまり従業員満足。
同社は、「ES推進室」のメンバーを中心に、従業員が働きやすい環境づくりに力を注いでいる。

ES推進室は、餅つき大会などの社内イベントを開催するほか、手作りの社内報を月に1度発行。
各営業所に配布することで、「本社の様子や他の営業所の動向が分かる」と、評判は上々だという。
社内報でひときわ目をひくのが社員が語る「私の夢」コーナー。
同社長は、「夢があれば、いざという時に踏ん張れる」とし、「社員1人ひとりが夢を描ける会社にしたい」というビジョンを掲げている。

また同社は、遊休地をコンビニや病院に転用するといった不動産事業も展開。
さらに、新規事業として、同市内に女性専用岩盤浴「Roca stone spa」を昨年12月にオープンした。
「2年間を費やして独自に研究を重ね、ようやく納得のいくものができた」(同社長)という同施設は、細かな配慮も万全だ。
「保育園や病院が多く、働く女性が多い」(同)という同市内で、新たな「癒し」のスポットとして、すでに多くの女性リピーターを獲得している。

これらの新事業で得られた収益は、「社員教育の費用などに充てることで、ESのさらなる向上を目指す」と説明。
ほかにも、「経営革新支援」の認定を受けるなど、経営の効率化に余念がない。

「営業回りをするのではなく、利益を上げられる『仕組み』を作るのが経営者の仕事」と鍋嶋社長。
「ESがCS(顧客満足)を生み、最終的に利益につながる」。
ここ数年、取引先などをあえて絞り、「社内の充実」に力を入れてきたが、効果を発揮しつつある今、「物流の『パートナー』として仕事ができる企業を中心に、取引先の拡大も検討していきたい」と話している。(村上千秋記者)

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