「何だこれは!・・・こんな会社や企業があるのか。」

土曜日の法政大学大学院 坂本光司研究室(ゼミ)のブログ、新入生が「なぜ、坂本ゼミに入学したか」を執筆するシリーズが始まった。
トップバッターは65歳、静岡県浜松市中区の「セイブ自動車学校」の社長だ。
「合宿」で免許を取得する方が多いようだ。1年前、社長の心変わりが社員・スタッフに潜在意識で変えているようだ。

坂本ゼミへの入学のきっかけは坂本教授の本を読んだか、講演を聞いて衝撃を受けたが大半だ。
早川さん、「日本でいちばん大切にしたい会社」の1、2、3、4、5すべてで「5冊の本」、他の人にもプレゼントしたとのこと。
法政大学大学院静岡サテライトキャンパスの月曜日、18時30分から21時40分までは坂本教授の中小企業論が開催され、早川さん、経験を活かし素晴らしい発表を行っている。

来週の月曜日の午後は「現場が大切なので、浜松市の企業を訪問する。同社の15人乗りのマイクロバスを模範運転するようだ。
80歳の社員が、車を運転したいと申し出があったそうだ。
今までは「止めろ」だったが、「80歳でもできる仕事を考える」に変わったそうだ。

土曜日のブログから
65才にして入学・坂本ゼミへの想い

ちょうど1年前の5月でした。ふっと立ち寄った書店で目にした1冊の本・・・法政大学大学院坂本光司教授が執筆された「日本でいちばん大切にしたい会社」です。
早速買い求めて読んでゆくうちに「何だこれは!・・・こんな会社や企業があるのか。」そこに書かれていた会社や企業、個人経営の商店などは、社員とその家族、取引先とその家族、そして障がい者や高齢者に優しい会社や企業が紹介され、私には驚愕の連続でした。

そこから私の坂本ゼミへの挑戦が始まりました。
私は、18年前に会社を創業して以来、地域一番、業界上位の業績を目指してきましたが、坂本教授の教えに自分が考えていた会社経営とは異なる真の経営があることに気付かされるとともに、坂本光司教授の教えである5方良しの経営、とりわけ人本経営がいかに大切かを思い知らされました。

規模拡大、業績重視の経営から脱皮し、「人や地域に優しい会社づくり」のために坂本ゼミで学ぶことによって、その教えを会社経営に生かしてゆくこと。また、坂本経営学を地域に広めたいという思いから坂本ゼミに入学しました。
早いもので4月に入学して1か月が過ぎ去りました。
4月8日の第1回ゼミでは、60名を超えるゼミ生の多さに圧倒されて緊張の連続でしたが、今では特任研究員の皆さんや研究員の方々、そしてゼミ生の方々と一緒に坂本ゼミで学べることに感謝しています。

同社のHPの社長の挨拶だ。
弊社は、平成12年7月の創業以来、「道路交通法・指定自動車教習所(自動車学校)」並びに「労働安全衛生法・登録教習機関(リフトスクール)」、 「道路運送車両法・指定民間車検場」等、車両系に係る半公共的事業を一貫して行い地域密着型の企業として成長致して参りました。
弊社の特色は、自動車学校経営に於ける全国を対象とした「合宿制免許取得(平成24年数値・全卒業生約4,030名の約60%が合宿生)」で有り、 その宿泊は、弊社が営む3つのホテルと2棟のマンション施設(定員260名)を充てており、食堂も2つのホテルの食堂と本社社屋内の大食堂 (客席総数240席)を充てるなど、充実した環境の中で教習が進められております。
また、従来純民間事業として浜松地区には常設会場がなかった、フォーク・小型移動式・玉掛け・玉掛け等の技能講習常設会場 「リフトスクール(平成24年数値:卒業生総数約1,430名)」を開設するなど、地域密着型企業の名に恥じない企業であると自負致しております。 私ども株式会社静岡県セイブ自動車学校は、今後も更なる教習・講習環境を整え、改善して皆様にご満足を頂ける様、 役員を始めとし、社員一同努力致してまいります。

浜松市西区大人見町にある。

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