苦悩する管理職

今週は、札幌から始まり、複数の会社で役員を含む管理職研修を行った一週間でした。

今週接した管理職の方々の主な声です。
1)以前に比べ、業務量が増えている
2)以前に比べ、人が減っている
3)成果に対するプレッシャーを強く感じている
4)部下のモチベーションが下がっている
5)職場の人間関係が希薄化している
管理職のおかれた厳しい現況を体感しました。

人を大切にする経営を着実に実践されている会社の管理職は、このような状態ではないと思います。一方、43年ぶりの高い求人倍率を示すなど、激変する環境下で、閉塞感を感じている会社も少なくないと思います。

そのような会社の経営者が、留意すべき点を経験上から整理してみます。
1)働く人の長所と短所、家庭の事情など、できるだけ多くの情報を把握する
2)働く人の長所を活かし、短所をカバーする適財適所を検討する
3)働く人が相談しやすい環境を整える
4)経営者自身が率先して勉強し続け、従来の成功体験ややり方に固執せず、常に挑戦し変化し続ける
5)働く人の名前を呼び、目を見て、声をかける
6)常に上機嫌でいる

黎明の札幌中島公園

今日も皆さまにとって、素晴らしい一日になりますように。

春木清隆

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