2017年8月17日(木曜)20時から29分
考えさせられる番組だ。
今日では、日本理化学工業さんを始め、イキイキとして彼ら・彼女の健常者がかなわない集中力を生かす職場が増えている。
「山の上で —ある重度知的障害者施設の日々—」
NHK Eテレ
2017年8月17日(木曜)20時から29分
2017年8月24日(木曜)13時3分から29分
日本の施設福祉の象徴と言われる、国内唯一の国立の知的障害者入所施設「のぞみの園」。
群馬県高崎市の市街地を見下ろす観音山の上の広大な敷地に、北海道から鹿児島まで全国から集められた重度知的障害のある人たち約200名が暮らしています。
重い障害を理由に地域社会には居られないとして、故郷から遠く離れた山の上に来たのが半世紀前、20代のとき。
いま、平均年齢65才、最高齢92才と高齢化が進み認知症なども患う中で最後の時を過ごしています。
のぞみの園はもともと、障害者が集団で暮らし理想的な“社会”を作る「コロニー」として計画された場所でした。
しかし14年前、「施設から地域へ」という福祉の潮流のなかで、園は終の棲家としての新たな入所を停止。
いまも園に残る特に重度の知的障害のある人たちは、高齢化や地域サービスの不在などで、故郷に帰ることなく生涯を終える見込みです。
“山の上”で住人たちはこれまでどのように生き、残りの人生をどのように過ごすのでしょうか。
これまで「時代遅れ」として社会の目が向けられてこなかった入所施設にあえてカメラが入り、重度知的障害のある方たちの姿を静かに見つめます。
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