アナゴ丼、650円也
野口具秋です。
今回、8月下旬の関西地区、九州・四国地区商店街調査訪問の旅は、
新しい発見に満ち、われわれに新たな感動と知識を与えてくれました。
もう一つの発見は忙しい移動時間の合間に食べたお昼も忘れない体験でした。
30日の昼ご飯は「博多の台所」と自他ともに認める「博多・柳橋市場」内にある
食堂です。昔から市場内の食堂は美味しい店が多いと言われています。
NHK朝ドラ「瞳」に登場するのは築地市場の定食屋です。私も、かつて、勤務した
埼玉県川越市、中央市場の定食屋に良く通ったものです。
この「柳橋食堂」は理事長の一押しで推薦するお店です。不味いはずがないと全員
が色めき立ちました。
さっそく偵察隊が出動、全員分の席は確保できそう。
「それ急げ」
とばかり全員急ぎ足になる。さして広くない市場です。
各自が大きな期待を胸に、特に初日29日の豊後高田は坂本先生のご厚意の、
アンパンひとつしかありつけなかったために殺気立っていたかも知れません。
私は、いつものことで迷いに迷い「アナゴ丼」650円也を注文しました。
イートイン席で隣合わせた同世代のビジネスパーソンも同じものを注文。
パクパク美味しそうにほうばっています。
これは期待できるぞ。
ウナギと異なり臭みもなく、ふっくらと煮あげ、たれも必要十分で甘辛く仕上げています。
たっぷりとアナゴもご飯の上に乗っています。
口に入れると豊潤さが口内いっぱいに広がります。
思わず半分位平らげてから写真を撮ったほどでした。
三橋君は刺身定食。見城さんいくら丼に挑戦中。値段は何と650円というではないか。
今週始めに行った増毛町で食べたいくら丼は1700円でした。少なからずこの価格差に
ショックを受けました。
結構でした。
完食。
月刊会報「TKC」の巻頭言読ませていただきました。
大変嬉しく思いました。
というのも、私たちの事務所の経営理念
「縁ある方々との幸せの共有、それが私たちの願いです」
とぴったりはまったからです。
今日のややもすれば社員の幸せを求めるのではなく、
利益を追い求める事が優先されている風潮に懸念を持っています。
幸せを求め続けることでおのずと利益はついてくるものだと
確信します。