北海道増毛町

野口具秋です。
8月25日から28日まで72泊3日間、北海道増毛町へ行ってきました。
「ましけ町」と言い「ぞうもう町」とは言いません。
毛のない人には霊験新たかな(?)町です。JRが利用できますが新千歳
からレンタカーでオホーツク海を稚内方面に2時間位のところにあり、人口
5600人の小さな町です。免許を取得して運転の練習にもってこいの距離
です。かつては、ニシン漁(昭和30年位まで)で栄えた街で
最大時16000人の人口を誇りました。

北野たけし、豊川悦司の主演ドラマ「兄弟」
の原作者なかにし礼作詞、浜圭介作曲、北原ミレイ「石狩挽歌」(1975年発売)
は見事に荒涼と寂れたニシン漁の情景を情感豊かに唄います。

増毛町から遠くない「花田家番屋」はその豪壮な建屋と当時のャン衆200人が
生活した巨大な板敷きの大広間、集団生活の喧騒と大漁に湧くヤン衆の
酌み交わす酒の嬌声が今にも聞こえてきます。
店番をする老女は乳色に染まるニシンの大群を見たという。
あれからニシンはどこへ行ったやら、あれからニシンはどこへ行ったやら。
200年の歴史を持ち、北前船の着いた増毛町は、古い昭和の遺産と静かな
たたずまいの中でひっそりと息づいていた。
僅か1日で届く増毛町産海産物、ほたて貝・ウニ・たこは雑味のない爽やかな
新鮮さを届けてくれた。一緒に送った地取れの果物、お漬物と
本物の素朴な味わいを添えて、何時もは質素な我が家の食卓を賑やかにしてくれたのです。

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