「正直」と「誠実」
最近、あらためて、
私の頭の中でグルグル巡っている言葉が
あります。
「“ガムのような言葉”
(=時間が経つと味わいが薄くなる言葉)
と
“するめのような言葉”
(=時間の経過と共に味わい深くなる言葉)
がある」
ある方が、そんな風に、
分かりやすい比喩をされていましたが、
この言葉は、私にとって、どうやら完全に
“後者”
のようです^^
今から5年ほど前、
私自身、学びを得るために、リーダー研修に
参加した時に講師の方から
いただいた、
心に突き刺さる言葉です。
↓
「皆さんは、“正直”と“誠実”の違いを
説明しなさい、と言われたら、何と答え
ますか?」
・・・・・・・・
日常的に何となく使い分けていますが、
あらためて
“違いは何?”
と質問されたら、
なかなか答えずらいものがありますよね。
何だろう?
ひとしきり考えた後、
その講師の方から教わった定義は、
今なお、私の心の中に突然表れてくるほど、
大きなインパクトを残してくれました。
その方は、こう表現されました。
「正直とは、
“現実に言葉を合わせる”
ことであり、
誠実とは、
“言葉に現実を合わせる”ことである」
・・・・・
素晴らしい定義だと思いませんか?
“正直”
は、時には難しいかもしれませんが、
実行するのは比較的容易な事かもしれません。
でも、
“誠実”
は、なかなか難しいですよね。
「言葉に現実を合わす」
この積み重ねを継続することで、
私たち経営者やリーダーは成長していくのかも
しれません。
自分自身や自分自身の家族は勿論、
社員や社員の家族、
そして、
お客様や協力会社をしっかり守るためにも、
私たち経営者やリーダーは、
仕事や自分自身、全てに対して
“誠実に”
向き合い続けなければならないのでしょうね。
それにしても、
人生の必要なタイミングにおいて、
普段忘れている言葉が、
スッと、脳裏に浮かび上がって来る。
“人の脳”
と
“深い言葉”
の力、恐るべし、です(笑)。
充実した1日を過ごせるよう、
“誠実”という言葉を胸に、
今日もお互い頑張りましょう!
M1 林
林さん
正直と誠実・・・・今まで考えたこともありまえんでした。
「正直な人間ですね」
「誠実な方ですね」
両方共言われるように前向に取り組んでいきたいと思います。
林さん
常に真摯でありたいですね。
知野 進一郎