目的が人を救うこと、人を幸せに変えると奇跡が起きる
修士1年から2年になろうとしている、火曜日担当の61歳の知野(ちの)進一郎です。読者の皆様に感謝します。ゼミブロの元はヤプブロですが、Facebookペ-ジにもコピ-しています。昨日、このペ-ジへのいいねが1349、ゼミ生や先輩も会員となっている「人を大切にする経営学会」のFacebookペ-ジにもいいねを1636もいただいています。このブログにも毎日のいいねも、私が入学前とは比べモノにならないように増えています。学会、今年は9月12日(土)から13日(日)まで東京の電機通信大学で開催されますので、会員になられて参加していただけますようご案内させていただきます。
年末の30日に「障がい者は治る」を投稿させていただいた。理由の一つ目は「人間は思った通りの人間になる」からだ。障がいは治らないと決めてしまったら治らない。信じ切ることにより奇跡が起きる。もう一つは、医療機器等の急速的な進化だ。C型肝炎が早期であれば薬の進歩により90%は完治し肝臓ガンのリスクをなくすようになっているが知らない医師もいると言う。
1月8日のカンブリア宮殿では「医療の未来を切り拓く挑戦者たち」としてサイバーダインCEO・筑波大学大学院教授の山海 嘉之さん(1958年岡山県生まれ。本社:茨城県つくば市)と東海メディカルプロダクツ会長(1941年愛知県生まれ。本社:愛知県春日井市)の 筒井 宣政さんが紹介された。
番組の冒頭で、63歳の夫人で脳卒中で左半身麻痺になりご主人は葬儀の用意までしたが、入院後17日から4回だけのHALロボットトレーニングで66日後に退院し今は元気よく歩いている姿が紹介された。全国の約160施設に500体のHALロボットがレンタルで利用できる。ロボットス-ツはサイバ-ダインだけでなくベンチャ-を主に進化している。障がい者、女性、高齢者、介護を支援する人達用等、様々ある。
年間4万人以上の人が罹るという急性心筋梗塞。その治療現場で活躍するのがバル-ンカテーテルだ。心臓の血管に細長い管を挿入し、バルーンを膨らませることで詰まった部分を広げる。以前はその多くが海外製品で日本人の体格にあわなかったため事故が多発。そこで日本人にあったサイズを初めて作ったのが東海メディカルプロダクツだ。品質の良さが医療現場の評判を呼び、国内シェア3割を誇る。番組では手術例が何例か紹介された。
筒井会長は次女を23歳の若さで亡くしている。生まれつき重い心臓疾患を患っていたが、当時の医療技術では手術は困難で手術費として貯めていた2000万円を元手に、人工心臓の開発に乗り出し心臓の手術で事故が多発していた日本人のサイズの合わない外国性カテ-テルのことを知り、カテ-テルに乗り出していく。今回のカンブリア宮殿ではとりあけられなかったが、京都市のクロスエフェクト(竹田正俊社長)は、生きるのが難しい幼児の心臓を3Dモデル化をし、医師が手術前に術前シミュレ-ションを可能にし手術の成功確率を上げている。幼児のお母さんは「自分の子供は死んでもいい。同じ病気の子を救って欲しい」と思う世界に乗り出し同社の社長・社員の意識が変わる。目的が人を救うからだ。山海教授の生い立ち等は分からないが同じような動機があると思う。東海メディカルプダクツでは無駄をしている。他社が機械化をすすめる中、90%手作りだ。また、品質検査を全品行っている。いい会社は無駄を行う。安心・安全のためだ。
師匠の坂本先生は言う。時代の転換期で「モノから心へ」「戦略から目的へ」「業績から幸せへ」「強者から弱者へ」と変わっていると言う。目的が人を救うこと、人を幸せにすることに変えると信じる執念と想像力等が湧き奇跡を起こす。
知野さん こんにちは!
坂本光司Facebookページ光司では色んな仕掛けをしていただきありがとうございます。
「いいね」が増えているのも知野さんのお陰だと思っております。
>「人間は思った通りの人間になる」からだ
マーフィーの法則ですね!!