「地球にやさしく」は許せない!

M2の黒崎です。

先週の特別ゼミでは、「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」を受賞した株式会社こんのの紺野社長をお迎えして素晴らしいお話をお伺いすることができました。
同社の社員の幸福を追求する経営は、まさに坂本先生の教えを体現する中小企業の範となるもので感動しました。

その中で、「地球にやさしく」とは何ごとか、と余計な発言をしてしまいましたが、少し補足させていただきます。

皆さんは、「地球にやさしく」っておかしいと思いませんか?
大自然に対して人間の存在とは何とちっぽけなものか。
それは、天災や大震災などを通じて誰もが認めるところだと思います。
それなのに、「やさしく」って上から目線で驕った態度だと思いませんか。
母なる地球にもっと畏敬の念をもって接するべきだと思うのです。

「地球にやさしく」は広く使われていますが、その語源は次のものだと言われています;

Environmetally Friendly

直訳すれば、「環境親和性」、「環境共生」、せめて「環境にやさしく」、ですよね。
それが、いつのまにか「地球にやさしく」となり、企業がCMなどで盛んに使用したようです。

では、何と言うべきかですが、「地球に謙虚に」という言葉があります。
大切な資源を地球から最小限お借りして適切に返す、謙虚な態度が重要だと思います。

一部の方々が「地球に謙虚に」を広めようとしているのですが、あまり普及していません。

せめて坂本ゼミ生には、「地球に謙虚に」を使って欲しいと願います。

地球に謙虚に!

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