32年越しの真実

おはようございます。

我が家は25年前に建てられました。
土間には掛け軸が飾ってあります。

しかし、本当に無頓着で
今まで、何て書いてあるのかも分からないほど、全然気にしたことがありませんでした。

先日、ふとした会話から掛け軸の話題になりました。
母が高校生だった時の書道の先生が両親の結婚祝いに書いてくださったのだと教えてもらいました。

私は「へぇー」、両親は思い出しながら……

そして、書いてある文字は…
「龍翔鳳舞」

すると父がニヤニヤし、
「何でだと思う?」
母「さぁ……なんで?」
父「じゃあ、俺と母さんは何年?」
私「あっっ」
母「???」

そう、父は辰年、母は酉年なのです。
瞬間、掛け軸の中に干支となった両親が一緒に空を飛んでいる絵が浮かび、
言葉にできない暖かい気持ちになりました。

母はこの時に知ったようなので、
しばらく「えぇ~……先生……」と
感慨に耽っていました。

先生はもう亡くなられたそうですが、
想いが母に伝わってよかったな、と同時に

何気ない会話、大事だな と思いました。

M2 矢部 沙織理

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

「32年越しの真実」への3件のフィードバック

  1. 村田さん、本田さん
    コメントありがとうございます。
    私は亥年、弟は卯年なので子は地上です(^ ^)
    次世代に語り継ぎ、このような暖かい歴史を新たにも作っていきたいです。
    矢部 沙織理