四国支部設立記念講演会
「人を大切にする経営学会、四国支部設立記念講演会」に参加するため、
高知に行ってまいりました。講演会の午前中は、桂浜に立ち寄りました。
坂本光司先生の講演は、「人を大切にする企業経営は業績も高い」でした。以下にさわりを記します。
韓国の大手S社の社員からの質問がありました。
「なぜベンチマークにしてきた日本の大企業が次から次へおかしくなるんですか? 大企業病ですか?」
それに対してこう答えました。
「1番大切にすべきことをないがしろにしたからではないですか。1番大切にすべきは、人間の生命と生活。これを踏みにじるような企業は伸びてはいけない。」
近江商人の三方よしがありますが、五方よしを提唱しています。
1 社員とその家族を大切にする経営
2 社外社員(仕入先や下請けや外注先)とその家族を大切にする経営
3 現在顧客と未来顧客を大切にする経営
4 社会的弱者とりわけ障がい者等を大切にする経営
5 出資者を大切にする経営
とりわけ重要な人は供給者(社員・社外社員)です。
お客様がもう一度来たくなる感動サービスを提供するのは、社員だからです。
この方たちが価値を創造するからです。
この方たちが、生まれてよかったとか、頑張ってよかった、とか思えることが大切です。
自分の企業や上司に不平不満、不信感を持っている社員は、企業や上司を応援しません。
坂本教授の話は、何回聴いても、心に染みわたるものでした。次回に続きます。
M1 本田佳世子
本田さん
なぜ、社員が大切かが分かる素晴らしい投稿です。
知野 進一郎