人を大切にするゼミ
小欄でも紹介されましたが、3月5日(土)、坂本ゼミの追い出しコンパが開かれました。坂本教授からの最終講義で始まり、修了された皆さんのご家族からのメッセージが紹介されるなど“人を大切にする経営”を学び、実践する、坂本ゼミらしい、心温まる、いい時間を共有できました。段取りされた新執行部の皆さんはじめ、関係者の方々、ありがとうございました。
鎌倉時代の禅僧、曹洞宗の開祖、道元の言葉に
「霧の中を行けば覚えざるに衣しめる。
よき人に近づけば覚えざるによき人となるなり」:『正法眼蔵随聞記』
とあります。それは、霧のなかを歩いていると、気がつかないうちに衣がしめってくる。いい人と交わっていると、いつの間にか自分も高まり深まり魅力が香ってゆく。という意味でしょうか。
大学院での学びは数多くありますが、私にとってその中核をなすのは「いかに生きるか」、の学びです。これは坂本先生はじめ、尊敬するゼミ生の皆さんとの交流により醸成されていくと確信しています。
今回の追い出しコンパでも、多くの気づきをいただきました。ありがとうございます。修了された皆さんの益々のご活躍を心から祈っています。
今日も皆さまにとって、素晴らしい一日になりますように。
春木清隆 拝
自宅近くのマラソンコースの桜並木(3/6撮影)
春木さん
何度、涙を流した授業だったか。
春木さんの知覧の涙での朗読を思い出します。
知野 進一郎