鎌倉逍遥
野口具秋です。
鎌倉で、なぜ雪ノ下なのか不思議に思いながら、4年ぶりだろうか。
鎌倉投信さんに訪問してきました。
85年前のレストアー古民家は、どっしり落ち着いた佇まいを見せています。
7年前は床が軋み、台所は荒れ放題。
日本家屋の素晴らしさを再認識します。
新井さんには会えなかったが、鎌田社長は穏やかな表情でプレゼンをする。
ようやく軌道に乗せた安ど感もあるのだろうか。進歩を感じるのです。
定点定時観測の大切さを教えてくれます。
一時間ほど早く着いてしまう。さて、どうするか。
僕を呼ぶ声がかかりました。
弓場さん、今井さん。三木田さん、根本さんらも到着です。
鎌倉初代将軍・源頼朝公ゆかりの鶴岡八幡宮が駅からこんな近いとは。
秋の陽光の下、ビックリする人出で参道は溢れていました。
歴史に殊の外、造詣が深い根本さんの解説で、
ひっそりした頼朝公のお墓まで参拝出来ました。
汗を拭き拭き鎌倉投信本社まで歩みを進めした。
時折、雲の合い間から陽が差し込むなかを隣り駅まで徒歩で向かいました。
ゆっくり歩く。ベビーカーのお母さんが脇をすり抜けていきます。
朝霞の元米軍キャンプ跡が、朝霞の森として解放されて数年。
森とは名ばかりの、だだぴろい広場に過ぎません。
鬱蒼と生い茂った雑木林の面影は失せ果てています。
雑木林を散策する小道が相応しい。
紅葉には早いが、ケヤキ並木が鬱蒼と続き異次元の空間がある散歩道。
切り倒した樹木は僕の現生では戻らないのです。
大阪で夏の暑い日、新井さんと何人かの仲間と
取材したのは5年ほど前でしょうか。
全員の意見が一致したのは、大阪名物串揚げと生ビール。
ロートルばかで不案内な大阪駅前。
汗一杯かいて店を探しに奔走したのは新井さん。
NHK放送の異彩を放つファンドマネージャー。
DVDを見ながら、感謝と誠実さをひしひし感じるのですよ。
野口さん
四季、いつでも訪れたいですね。
知野 進一郎