子供の夢の青い窓~柏屋さん~
経営の勉強をしています。経営は、売上や利益増を目的に、効率的に組織を回すお勉強というイメージが一般的です。
ところが、坂本ゼミでは、冒頭の教材に、月に一回は、福島県郡山市の菓子屋・柏屋さんが発行される児童詩誌「子供の夢の青い窓」より子供の詩を抜粋してゼミ生に読ませます。または、鹿児島市のマコセエージェンシーさんの社員が書いた会葬礼状の優秀賞の文章を読ませます。感動で、ゼミ生のすすり泣く声が教室内で聞かれます。
「青い窓」や、マコセさんの会葬礼状に描かれるのは、家族を愛する心だったり、友達や高齢者をいたわる優しい心だったりで、売上や利益といった数字の世界ではありません。坂本先生は、「経営を学ぶならば、その根幹に人を大切に思う心や愛する心を忘れてはなりませんよ」と言っているかのようです。
友人が今年、中小企業診断士になりました。私に時々メールをくれます。
「「日本でいちばん大切にしたい会社」を全巻買いました。」
「「さらば価格競争」に掲載の企業を取材に行きます。」
「坂本先生の下で学べる本田さんが羨ましいです。」
中小企業診断士の方々にも坂本イズムが浸透していくのは、嬉しい限りです。
女性、障がい者、高齢者に優しい経営をする日本に変えていってほしいです。
私の大好きな坂本龍馬の構想力、行動力は素晴らしいですが、根底には人間愛が流れています。「青い窓」に通じる、素朴な優しい気持ちです。それを忘れずに経営を勉強したいと思います。勉強させてくれる家族に感謝して。
M3 本田 佳世子
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