シンポジウムでの気づき
10/3の政策創造研究科シンポジウムが盛況に終わりました。
開催を知り駆けつけてくださった皆様ご来場どうもありがとうございました。
日本理化学工業の大山康弘会長、スワンの海津歩社長をゲストにお迎えしてお送りした3時間でしたが、会場はなんともいえない温かい雰囲気に包まれ、いかにも坂本ゼミらしい企画ではなかったかと感じました。
私はパネルディスカッションのコーナー司会をかって出ましたが、時間がなく会場との質疑応答の仕切り役になってしまいました。それでも雰囲気作りには多少なりとも貢献できたかと思います。
★日本理化学工業さんへ訪問
10/2 翌日のイベントの打ち合わせのために数名の院生とともに日本理化学工業に初訪問をして参りました。打ち合わせと言いつつほとんどが大山会長のこれまでの取り組み、経営哲学をお聴きすることになりました。また会長自らが案内役を務めていただき工場見学を実施させていただきました。
社員72人中じつに7割を超える52人もの知的障がい者の雇用をしている同社。
小さな小さな工場で一生懸命に汗を流している皆さんでしたが、誰が健常者で誰が障がい者か気にしなければまったくわかりません。
障がい者雇用を積極的に推進しているベーカリーのスワンさんの海津社長もシンポジウムでは「誰が健常者で誰が障がい者かわかりませんよ、当社は」ということをおっしゃっていました。
健常者も障がい者も、喜びや悲しみ、楽しいとき苦しいとき、まったく同じなんだと気づかされました。
沖縄教育出版の川畑社長もおっしゃっていました。
障がい者の社員のおかげで‘やさしさ、思いやり’のある企業文化が自社で育っているというのです。
同じどころか、障がい者の方には健常者には無い才能があるのではないかと考えさせられてしまいました。
(月曜担当;小林秀司)
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