為替相場

土曜日担当の長島です。

 円高が進行。先週は支持線の88円を突破し、84円台まで突っ込みました。大昔に79円を記録しているからか、80円割れを予想する向きもちらほら。ただ、外為相場は過去12の倍数(84円、96円、108円、120円)でいったん止まることが多かったので、個人的には84円で一区切りかなと思います。
 
 不況にあえぐ日本、その通貨YENがここまで買われるとは、相場は教科書通りにはいかないものですね。急激な円高を止めるべく、日銀が量的緩和策を発表しました。金融機関に期間3カ月の国債等担保の資金供給を金利0.1%程度で実施するそうです。これによって、3カ月物の資金取引レート(今は0.2%程度かな?)を  
 翌日物の資金取引レートの0.1%程度に低下させて、円高を阻止しようという試みのようです。
金融機関がこれを利用し、資金調達して、資金を融資に振り向ければいいのですが、そうせずに短期債を買ってしまったら、短期金利は下がるんでしょうけど、企業にはお金が回りません。
 
 話題の事業仕分けでは「見直し」が続出し、景気にどう影響するのか?効率的な資金配分という意味では構造改革ともいえるので、長期的には日本経済にとってはプラスなのか?
 
 何か、長くなりそうなので、また、次の機会にします。長文ですいません。

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