第5回草加でいちばん大切にしたい会社大賞表彰式

先日、第5回草加でいちばん大切にしたい会社大賞の表彰式が行われました。今年は新たに地域貢献を積極的に行っている企業を表装する「地方創生特別賞」も創設され合計5社が表彰されました。草加商工会議所が主体となり官公庁、行政、各団体などが協力して運営されているのが特徴です。毎年応募企業が増えており、地域での知名度も上がってきました。  
今年の大賞にはナガヤス工業さんが選ばれました。当社は公共工事をメインに営む土木建設業です。代表の大根田長政氏はもともとIT関連の会社にいたことから業務のDX化を他社に先駆けて行ってきました。遠隔でショベルカーを操縦し工事や、訓練を行なえる仕組みが社内に構築されています。建設機器のIot化を積極的にすすめ、生産性の向上や新たな施工方法などを取り入れるなど改革を図ってきました。DX化を進めるため若手の社員の採用と育成に力をいれ異業種からの転職者が戦力になっています。さらに、障がい者就労支援施設からの物品購入やサポートも積極的に行い、地域活動も数多く実践されています。全国に数多くある中小建設業の先駆的なモデルと言えそうです。今後の成長に審査委員の皆様全員が期待を寄せいておりました。
さらに受賞企業の中には日本でいちばん大切にしたい会社大賞に応募する会社も出てきています。地域の支援機関と連携し、人を大切にする経営を実践する会社が増える取り組みは、地方創生の観点からも大きな成果が得られると実感しております。今後も各地に行政や支援機関と連携することでネットワークが広げる活動を行って参りたいと考えております。(人を大切にする経営学会事務局次長水沼啓幸)

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