タイ・タクシー事情

野口具秋です。もう少しタイのことを書きましょう。

居酒屋タクシーが霞ヶ関でお役人さんを乗せ深夜便で
走りまくっていたそうです。究極のサービスといえそうです。
冷たい麦茶が欲しい時にさっと出てくるのですからたまりません。

今タクシーの初乗りは私の街では710円です。
雨や終バス後でなければ滅多に使いません。

バンコクではタクシーの初乗りは35バーツ(1100円位)です。
「ツゥッック」という小型3輪車のものもあります。
スズキ自動車の軽のエンジンを使用しているそうです。

空気が大変汚染しているバンコクではオープンで冷房もなければ
窓ガラスもありませんのでチト乗りたくない代物です。
タクシーを使うときは基本的には交渉です。
「バンコク・プラザまでいくら?」。「100バーツ」。「高い!」
という交渉をその度にします。

実際は50バーツ位なのですが、私の仲間は言います。
「ボリやがって!」。日本円にしたら150円にしかならないのですが。
バンコクに来ると日本でのタクシー代の高さを忘れてしまいます。
目くじらを立てるほどのこともないのに損した気持ちになるのは何故でしょうか。

バンコクの国際空港から市内までのタクシー料金は
600バーツ位(2000円)です。

到着後、さっそく白タクの手配師ねーさんが寄ってきました。
「市内まで1700バーツ」。「クレィージー!」、「では700バーツ」
と悪びれることなく返事を返してきます。
そこで私は、「600バーツ」と突っ込みます。
「OK!」。ここで終わらないのが私です。
「配車が遅い。550バーツにしなければキャンセルする!」「判った」。

「野口さん、いくら払った?」「550バーツ」「俺よりすごいよ!」
、という風にバンコクではタクシーはすべて交渉なのです。

タクシー会社は売上管理をどうしているのだろうかと
他所ごとながら心配になります。
連夜、遅くまで繁華街をほっつき歩くのでした。

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