農作物の消費
ファーマーズマーケットなどの農作物の直売所が増えていますね。
しかも結構な賑わいとか。
農家の方にしてみても消費者に美味しいものを新鮮な形で提供できて、買う方の顔も見られる訳ですから生産意欲も増すかもしれません。
消費者にしてみても、卸などを通さない分安価で買えるわけですから至れり尽くせりと言ったところでしょうか。
以前、地方の青果市場に入っている卸売業者の方とお会いしていまして。
その方のお話ですと、現在、野菜の消費(量・金額ベース)は減少傾向にあるとのことでした。
うーん、日本人って野菜を食べなくなっているんでしょうか?
野菜中心の日本食から肉中心の洋食への流れ?
ただ、このような事情もあるようです。
例えば、現在野菜といえばスーパーでカットされたものが小分けでパック販売されているのが当然となっている訳で。
必要な分しか買いません。
と言いますか、必要な分だけ買えます。
しかし、八百屋さんが主流のときは野菜丸ごと一つといった具合で販売されていた訳です。
余ってしまうかもしれませんが、仕方ないというか、これが当然だったので買います。
余ったら当然痛んでしまうので捨てます。
さて、この場合統計上にはどのように出るのでしょうか。
統計を見るときにはこのような背景も考慮しないといけないかもしれませんね。
Y.S
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