理念経営の推進に極めて効果的な『選択理論』

先週、3日間、1年ほど前から人間力を向上させるために学びに行っている人材教育会社の合宿研修に参加してきました(いつ仕事しているんだろう?)。

こちらでは「選択理論」をベースにした教育プログラムが組まれています。
モチベーションのメカニズムを解析した理論です。

選択理論では「内的コントロール」という行動規範を重要に考えます。

願望をかなえようとする時に圧力を与えていこうとするのが外的コントロールです。
勉強しない子供に「勉強しないとおやつ抜きだからね」とプレッシャーをかけて無理やり子供が勉強をするという状態を実現させていくことなどが代表的な外的コントロールといえるでしょう。

これをしていると短期的には目標を達成できるかもしれませんが、とても持続するとは思えません。
また人間関係に重大な影響を及ぼすであろうことは容易に想像がつきます。
選択理論では外部から刺激により反応的に行動するのではなく、内発的に行動を起こせるようにして願望をかなえる内的コントロールを実践していきます。

勉強しない子に対しては、その子供に「勉強することは大切なこと」といった価値観をもってもらうようにアプローチをしていきます。

このためには例えば、親が熱心に勉強をしている姿勢をみせて実際にいいことが起きるといったことを体感させて、勉強は大切なんだなと気づきを与えていきます。

選択理論の本質がここにあります。

つまり、他人は変えられないということを前提にして、変えられるのは自分と考えるのです。
自分の行動が変わることで相手が気づき、相手が内発的に行動を変化させるようにしていきます。

頭でわかっても行動するとなるとこれがなかなか大変ですが、あきらめずに思考し行動していればやがて習慣化してきます。そうなればしめたものです。職場なら大変良い雰囲気になるでしょう。

実は理念経営をしている会社は、意図せず選択理論的な経営人事を実践していることが多いのです。
ネッツトヨタ南国さんなどは典型的でしょう。

逆説に言えば、選択理論に基づく経営人事を実践していくことは、理念経営の推進に極めて効果的です。
このことを改めて強く感じた3日間でした。

(月曜担当;小林秀司)

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