あの素晴らしい愛をもう一度
野口具秋です。
命かけてと誓った日から すてきな思いで残してきたのに…。
加藤和彦・北山修の唄を流しながら、「あの素晴らしい愛をもう一度」
に聞き惚れています。
このブログを読んでいる方で何人の人が加藤和彦さんを
知っているのだろうか。
昭和40年代の甘酸っぱい青春時代のころ、懐かしい、懐かしい
思い出の時代の切り絵なのです。
南こうせつの歴史的な名曲「神田川」の歌詞のように、手ぬぐいと
石鹸箱で通った銭湯、
下宿生と4畳半の狭く暑苦しい部屋で車座になって、深夜放送の
ラジオから聞こえてきたのは
フォーククルセダーズの「帰ってきたヨッパライ」でした。
1967年のころで実に40年も前のことなのです。
南北を分けるイムジン河、南北を分ける朝鮮半島を唄った
「イムジン河」は複雑な南北問題で発売が中止となり(1968年)、
幻の名曲といわれました。
その曲が再び日の目を見たのは実に30 年以上経過した、
世紀が変わった2002年のことでした。
3人の偉大なミュージシャンを音楽界に送り出した
フォーククルセダーズは、数年前にNHKテレビの特別番組
で再結成されました。
北山修は現在札幌医大の精神科教授、
オリジナルメンバーの「花嫁」を残した、はしだのりひこは、
病気療養中であることを知りました。
アルフィーの坂崎幸之助が出演した。
当時ウエストコースト呼ばれた関西系フォーク歌手たちは
数々の名曲を世に送り出し昭和の時代に華を添えた。
私の昭和時代は、また一つ過去に行ってしまった。
猿之助が京都造形大の副学長をしていた頃、加藤和彦さんがよく大学の催しに来てました。いつもお洒落な着物姿でなんだかチャラチャラした軽いひとって感じで、悩んでいる風には決して見えなかったです。ひとの心って外見からはわかりませんね。 物質的に恵まれていても不幸なひともいれば、小さな暮らしを営んでいても幸せなひとがいる….心の持ち方次第ですね。