★弱者に優しい企業が誕生します。

先週末のことでした。
弊社の顧問先の社長から一通のメールが届きました。
まだ若き好青年の経営者です。

「障害者雇用を１店舗からスタートしてみたいのですが、
どのように始めるのが良いでしょうか。
専門会社さんに依頼するのがいいでしょうか。いい会社さん
をご存知でしたら、ご紹介いただけると助かります。」

素晴らしい決断です。
驚くとともに、とても感動してしまいました。
そして、これは何としても成功させなければならないと重く受け止めました。

早速ゼミでこのことについて話をしました。
すぐに「障がい者雇用を成功させるプロジェクト（仮称）」を立ち上げよう
ということになりました。

この社長の取り組みを支援しつつ、どの企業でも障がい者雇用に成功する
ノウハウをつくっていきたいと思っています。

★理念研修の成果をさらに感じることになりました。

先週も顧問先様２社で理念研修を実施しました。
研修というといやいや参加する社員が多いのが一般的な企業かもしれません。
でも先週実施しましたところは、いずれも社員の方が期待して待ってくれています。

とてもありがたいことです。
１社は今年の３月から理念研修を実施していますが、社員の方の表情、
そして行動に明らかな変化がみられます。

社長が自分たちを本気で大切にしようとしていることが伝わり、ものすごく
この会社の今の職場の雰囲気を守っていきたい、そして、もっとやりがい、
働きやすい職場にしていきたいという強い思いが社員の方一人ひとりに
育っているということを改めて感じました。

理念研修をやってきて本当によかったなと心の底から感じました。
みんなの心に火が点れば、会社はこうも変わるのかと予想以上の効果に
企画主催者としても驚き、感動しています。

そして、「理念経営のすすめ」をしていく理念経営伝導士として社会保険
労務士人生を全うしていくことにゆるぎない自信と確信を社員の皆さんから
いただきました。本当に感謝です。

例によって研修後の感想を挙げさせていただきます。

・生んでくれた親に感謝。話ができる、手紙が書ける、歩ける、考えることが
できる、笑える、泣ける、どこにでも行ける、やりたいことができる。
そんな当たり前のことができることに感謝して生きていきたい。

・みんなで考えて改善していったり、つくったものがお客様に評価された時、
また、仲間のよい一面をみつけて尊敬できる時に喜びを感じます。

・常に感じてはいたことですが、働けることの喜びを改めて強く感じた。
悪い状況だからといって甘えるのではなく、だから何をしなければならないのか、
しっかり考えていく必要がある。

理念研修は、社員の方の「考える力」を養うこともまたできると発見しました。
これもまた大きな収穫でした。

（月曜担当；小林秀司）