バグジー視察、ついに実現

美容室バグジーさんとの出会いは運命的でした。
伊那食品工業さん、ライブレボリューションさん、そして、
このバクジーさんを知り、理念経営という概念を明確に
もつことができたのです。

そのバグジーさんへの視察が3日にとうとう実現しました。

たっぷりと時間をいただいて久保華図八社長にインタビュー
をさせていただきました。
先週のゼミでは語る時間がありませんでしたが、印象に残った
話を綴ってその素晴らしき思いをシェアしてみることにします。
(出来るだけ短くしましたが、結構長いです。)

★心構えが匂いに出る
 
例えば、タクシーに乗った時でも、愛想がなくサービスの悪い
運転手のタクシーはたばこ臭など客を不快にさせる匂いがある
もの。逆に気をつかうタクシーでは室内の香りがよく快適である
と思いませんかと逆質問されました。

確かに思い当るところがあります。
曰く、「心構えが匂いに出る」のだそうです。

★年間200冊本を読む法

久保社長は無類の勉強家であることでよく知られています。
そこで読書についてそのノウハウについて尋ねてみました。
すると年間に200冊は本を読んでいるというのです。

一か月に17冊くらい読んでいる計算になります。
いったいどうすればそんなことが可能になるのでしょうか。
久保流読書術の一端を披露してくれました。

まず、本の選択についてですが、自分がすごいなと思っている人
が読んでいる本を読むのだそうです。そして、いっぺんに5冊読む
ことを励行しているとおっしゃっていました。

ルールをこう決めるそうです。

書斎で読む本、移動中に読む本、トイレで読む本、寝る前に読む本
というようにシチュエーションごとに読みやすそうな本を決めて、その時
にはその本を読むようにしていくということでした。

なるほどこれは使えるなという気がいたしました。
分厚い本に格闘しているとそれだけで時間がかかってしまいますが、
この方法だと新刊で出た読みやすい本を時期を逃すことなく読める
のではないかという気がいたします。

★業績は人柄

人のために頑張れるような利他の精神があふれている人がやっぱり
良い業績を出しています。業績はその人の人柄に比例するということ
をますます確信しているとおっしゃっておられました。

信頼感が高ければ高いほどモチベーションも高まり、結果として業績
に反映されてくることになることは明白です。
人の役に立つ行為をし続けていけば自ずと人柄も良くなっていくことに
違いありません。

★量は質に転化する

あきらめず突き詰めていくことをあきれるほどし続けることで、やがて
そのことは他にはない希少な価値になってくるということを力説されて
いました。

不器用でも時間を味方にしてコツコツと積み重ねていくことは凡人を
非凡にする確かな方法であることは間違いないでしょう。
ためにも目的、理念が絶対に必要だと改めて感じました。

★手紙は魂を入れて書く

いただいた手紙に対する返事などで手紙を書くときは、とても集中する
そうです。お香を焚いて丁寧に相手のことを思い、言葉や文章に魂を
込めて書いているそうです。

したがって書くときは何時間も篭ってしまうそうです。
以前にやり取りさせていただいたときのことを思い出しました。
縦書きの便箋に、柔らかく暖かい手書きの文字で、本当に心に染み入る
言葉の数々をいただき感動したことがあります。

なるほど魂が込められていました。

このほかにも「日本に長寿企業が多い理由」や例の「大量離職事件」の
エピソード、「短く怒ること」「尊敬する世界の経営者、日本の経営者」
「家族に対する思い」などたくさんの示唆に富んだお話をうかがって
帰ってきました。本当に心より感謝です。

久保社長のような優れた経営者と過ごす時間は本当に至福の時間です。
人生は、どれだけ素晴らしい人と共有する時間をつくることができるかで
充実度が決まるといって過言ではないでしょう。

会いたいといってくれるようにわが身もますます自己研鑽して、なお一層
世のため人のためになるように生きていきたいと感じました。


久保社長と感動のツーショット!!

(月曜担当;小林秀司)

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