商業界研修
2月8日、9日、10日と東京ベイ幕張で商業界ゼミナール
が行われました。
今回で78回を数える歴史のある研修会です。
その昔は箱根で行われていたために「箱根ゼミナール」と
も言われていました。
今回は8日には樹研工業の松浦社長の講演や伊那食品工業の
塚越会長の講演がありました。
また最終日には、坂本教授の講演が行われました。
樹研工業の松浦社長は「無試験入社、定年なし」で世界レベル
の「匠」を育てたとの演題でリーマンショック以来売上は半減
したが、財務体質の強さ、また価格競争や品ぞろえ競争、規模
を追わないため、この状況は怖くないと話していました。
伊那食品の塚越会長は「いい会社を作りましょう」との演題で
社員を大切にすることが最も大切であること。
老舗は社員や仕入れ先を大切にし安売りはしない、街の
人たちに愛される会社を作らなければならない。と話して
くださいました
樹研工業さんも伊那食品さんも坂本先生と一緒に伺ったこと
がありますので大変親しみをもって伺いました。
坂本教授のときは「日本で一番大切にしたい会社」という演題で
会社経営は5人に対する使命と責任があるとお話しくださいました。
最後の日本理化さんのお話ではたくさんの人がハンカチを
出し涙をぬぐっていました。
講演終了後は先生の本を購入しサインをいただくため
長蛇の列でした。
先生の本は売り切れ状態、次の講演会が始まっても長蛇の
列は途切れませんでした。
皆さんの心に大変響いたゼミナールとなりました。
木曜日担当 平松
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