事業における価値創造について
東京の夜の闇は深い。
街のお店は外の看板の電気を消して営業している。
僕は看板屋だから看板を作るのが仕事だ。
でも、今のこの状況では、新しく看板を作るどころではない。
成熟した社会の中で、「景観」という言葉をキーワードに
僕は看板の新しい価値創造を進めていたがそれは、消滅した。
経済は文化のしもべである、という名言があるが、
今の時点で価値逆転している。
看板も復興の兆しが見えた時、
経済復興の希望の灯になることを
僕は信じている。
僕の基軸はぶれないが、
社員、会社を守るということに関しては、
僕の会社では、今までのやり方だけでは
通用しなくなってしまった。
そのことを受け止め、受け入れ、
経営に全力を尽くしていく。
自分自身が本当の危機に直面したとき、
僕は僕であり続けられるか。
少し、頭でっかちになって
偉くなったふりをしていた僕は、
もっと謙虚にならなくてはいけないと思っている。
高橋
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