競争原理からでは生まれない心
日曜日担当の金森です。
私は坂本ゼミの演習の後に隔週でDゼミがあります。
自分の発表や討論者役等当番の日は最終の新幹線には間に合わず宿泊し、
翌日は名古屋に着いたらそのままオフィスに直行し仕事を片付けます。
坂本ゼミのみなさんもそれぞれに仕事や家庭、
あるいは自身の活動のさまざまな役割の中で、
目に見えない努力をしていると思います。
社会人が大学院で学ぶことには
各自各様の目的があるとは思いますが、
私は学歴や学位を取ることには興味がありません。
学歴を釣り書に書いて見合いする必要ももなく、
何年も勤めている職場にいますから、
転職やキャリアアップも考えていません。
ですから、純粋にみなさんと取り組む研究が楽しいです。
人間は明確な目標や追い込まれることも必要
とおっしゃる方もあるとは思いますが、
こうなると、人を蹴落としたり、人を陥れたり、
人にきついことを平気で言ったり、
「競争」が生まれる弊害がその環境に生まれるように思います。
競争があるから世の中が進歩する原動力にもなりますが、
競争原理持ち込まないで、
他者を尊重して世の中の進歩に貢献しようと考え、
「利他のために活動しよう」とし、
周りのみんなに配慮する心を忘れない
みなさんのことが本当に好きです。
この幸せな環境にいることが当たり前になってしまわず、
みなさんに感謝できる自分でありたいと常に心がけていたいと思います。
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