自分らしく

月曜大好き坂田です。
今日はフライングして日曜日にアップします。

先日3日間の野外研修に会社の仲間達20名ほどで行ってきました。
いろいろなアクティビティを通じて、自分自身や他者の存在(違い)を承認できるようになったり、一歩踏み出す勇気や、理念・ビジョンの浸透共有を図るものです。

当社の研修や合宿の特徴は、僕も含めて、一部自腹をみんな払う自主参加、という点です。

にも関わらず毎回参加者が多いのは恐らく合宿・研修の考え方がちょっとちがうからだと思います。

普通は現場で成果を出すために合宿にいくと思いますが、当社では、合宿を心置きなく楽しむために、現場で成果を出す、という風に言っています。
みんな結構笑いますが、私は本気なのです(笑)

つまり、自然体であることを大切にしています。

この3日間もすばらしい一体感、感動を創ることができました。

さて、印象的だったことの一つに、としき君という今年の新入社員の活躍があります。
彼は重度の知的障がいをもっていますが、現場で(丁寧さ)(記憶力)(優しさ)などの強みを活かして活躍しています。

研修初日は室内のアクティビティだったのですが、1mほどの脚立にのぼるセッションで「怖い」とギブアップしました。
このとき、みんなの頭の中には、「二日目のアクティビティは何倍もハードだからできないかもな~」という想像をしていたと思います。

しかし、実際は想像をはるかに超えていました。
翌日すべてのセッションを見事に達成していってくれたのです。
その中には8mの木の上にのぼって(しかも揺れるように作っています。安全具はもちろんあります。)、そこから2mほどはなれたブランコに飛びつく、という誰もが怖がるものもありました。

彼はそれを私や私の弟よりも早いペースでクリアしてしまったのです。
その場の雰囲気や応援、ゴールイメージ、などなど理由はいろいろあると思いますが、大事なのは「できた」という事実です。
これを目の当たりにした仲間達の学びも絶大でした。

実は彼は給与も同じですし、助成金の申請もしていません。
この意味やこれが自然であることを、この研修を通じて、みんな体感・理解してくれたことと想います。

彼の姿をみていて、僕も彼のように生きていけたら素敵だなと想いました。

「よく見られたい」「格好つけたい」「強く見られたい」などの数多くのどうでもいい鎧を脱ぎ去り、
数少ない大切なことを大切に生きて生きたい。

想うままに
自分らしく
誰よりも自由に

今日4歳の誕生日を迎える娘も、そう生きていってほしいと願います。
感謝。
坂田健

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