コミュニティレストラン
研究生の中村大作です。
明日、友人の中川弥生子さんが、コミュニティレストラン「キッチン そら」が開店します。
その中川さんは、数年前に乙武洋匡さんの「五体不満足」(講談社)を読んだことをきっかけに世のため人のために何かできないかと思い悩んでいました。そこで、数年間の思いを形にすべくコミュニティレストランを明日(6月6日)、中野に開店することになったのです。
コミュニティレストランというのは、ファミリーレストランを想像して頂ければ分かりやすいと思います。ファミリーレストランは、とびきり美味しいレストランではないですが、子供を連れて行ける、多少、お子さんが騒いでも容認されているようなレストランですよね。育児中の母親が気兼ねなく外食できるレストランとして、今では母子だけではなく、学生やサラリーマンも利用するレストランとして市民権を得ています。
その母子が1つのコミュニティとなっていますが、中川さんのコミュニティレストランは障がいをお持ちの方や親御さんが気兼ねなく行くことができるレストラン、そして、その従業員の方も障がいをお持ちというレストランです。もちろん、一般に開かれたレストランですので、ファミリーレストラン同様、学生やサラリーマンも利用も利用できます。
メニューの特長は、食育アドバイザーや栄養士と共にメニュー開発した玄米、雑穀米、豆腐、海藻、野菜、味噌汁、漬物を中心としたアンチエイジングのメニューです。食にこだわりを持ち自然食に関心がある中高年・高齢者・女性を主なターゲットとしています。
中川さんの雇用の対象は主に精神障がいをお持ちの方です。民間企業に雇用されている障がい者は約333,000人で、そのうち精神障がい者は約8,000人という低さです。そこに中川さんは問題意識をもち、立ち上がりコミュニティレストランを立ち上げたのです。
近くに立ち寄った際には、ぜひ、ご利用ください。
「キッチン そら」
場所:中野区中央5丁目48-5
TEL :03-5340-7803
■中川弥生子さん
http://socialvalue.jp/report/report_nakagawa.html
(お店のホームページは近日中にアップ致します。)
中村大作
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