「エスエムジー株式会社」視察報告
日曜日担当の金森です。
私は年内に査読論文を一本仕上げる必要がある一方、
坂本ゼミの視察活動も疎かにしたくないため、
期間を決め今期は主として単独で視察活動に専念しています。
島根県参与の福間様をはじめ島根県の方との視察の機会を頂き、
それでは坂本ゼミの海士町視察の担当者にご紹介を兼ねて
同行を依頼し、私は2度目となるエスエムジー株式会社様へ
視察にお伺いさせて頂きました。
日本のライフラインの技術を支える高度なシステム開発を
行っている会社でインテリ集団でありながら、
一方で、アットホームで皆さんが朗らかで楽しく仕事をしている会社
など日本中探してもないだろうと、福間様をご案内しました。
玄関を入るや否や、自然な感じで「こんにちは!」と
心から歓迎して下さる皆様。
決して言われたからそうするのではなく、
難しいシステム開発の手を中断して
気持ちよく笑顔で迎えて頂けることだけ見ても
この会社がいかに日本の誇れる企業なのかがわかります。
多くの忌憚のないお話をお伺いながら、
「どうしたらこういう組織ができるのか」という根源的な課題も
新免流社長に理解へ近づく示唆を頂きました。
一流の優良企業は、私のこの課題にも実に歯切れよく回答いただけるのです。
私はこの1か月に10社の優良企業の視察をさせて頂きました。
優良企業のみ一気に駆け抜けた1か月から得たものは
「やはり人間なのだ」ということです。
もちろん簡単にそういう組織ができるものではありません。
しかし、業種業態、大企業中小企業問わず
「できる」ということの確信は得ました。
人は簡単には成長もしないし仕事もできるようにはならない。
しかし、熱い思いと優しい心と相手への思いやりと一定の能力があればできる。
人間はお母さんのおなかの中で「生」を受けた時、
みんな無垢で、心がまっさらで、みんな平等なはずです。
この原点にかえることから始まるのだと気付きました。
多くの気付きを与えて下さった、
エスエムジー株式会社の新免流社長、新免玲子副社長、
鈴木達夫組織価値経営部マネージャー、そして社員全員の皆様、
ありがとうございました。
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