今年の10大ニュース
毎年、この時期になるとわが身の1年を振り返って、自身の10大ニュースを考えてみます。
今年の10大ニュース(仕事面)では次のとおりとなりました。
1.法政大学大学院卒業、修士へ
2.内閣府より「地域活性化伝道師」委嘱される
3.第1回日本でいちばん大切にしたい会社大賞、創設に関わる
4.理念研修実施 66回を数える
5.講演増える 21回開催
6.優良企業等視察 68回
7.新SVC通信400号突破
8.企業における障がい者雇用の啓蒙活動進む
9.社員みんな元気で1年過ごす
10.表彰制度の可能性に気づく
3月に政策創造研究科を卒業し、政策学修士となりました。
理念経営を世に広めていく活動を修士という称号で出来るようになりました。
恩師坂本先生より数多くの薫陶を受け、世のため人のために役立つ人間になれつつある実感があります。衷心より感謝申し上げます。
大学院卒業して間もなく、内閣官房から、貴殿を「地域活性化伝道師」に委嘱したいという知らせが届きました。大変な驚きでしたが、名に恥じない活動はできたと自負しています。
わが国の公的な顕彰制度の概念を変えた「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」の創設に深く関わらせていただきました。とても難産で苦労しましたが、授賞式は感激もひとしおでした。
今年、顧問先様で実施した理念研修は66回となりました。
首都圏以外にも大阪や秋田、静岡からオファーがあり一生懸命いい会社になっていただくための気づきと行動喚起を多くの社長や社員の皆さんと行って参りました。参加される方の感涙や笑顔にふれることが生きがいです。
行政機関や自治体、企業団体などからの講演依頼が舞い込んできました。
とりわけ深く関わらせていただいたのが四国経済産業局で四国4県全てで基調講演を務めさせていただきました。
成果として「四国でいちばん大切にしたい会社大賞」創設が実現、本当にうれしい結果です。
夏場に800人の聴衆を集めて行われた愛知の日本青年会議所で務めたパネル討論のコーディネーターは忘れられない体験となりました。
「元気な社員がいる会社のつくり方」「人を大切にする経営」といった理念経営をテーマにしたものがメインですが、最近「障がい者雇用」が増え始めています。
今年も全国へ、いい会社があると聞けば馳せ参じしました。
都合68回、視察をさせていただきました。
もっとも印象に残ったのは「ヨリタ歯科(東大阪)」と「海士町(島根・隠岐の島)」でした。
累計でも視察回数は170回を超えました。
素晴らしい会社や地域での活動に触れて、人本主義、理念経営のすすめという自身の活動の血となり肉となり伝える力がついてきました。本当に忙しいところお相手してくださった皆様、心より御礼申し上げます。
ライフワークとしている事務所通信である「新SVC通信」の発行件数が9月に400号を突破しました。今年も毎週、欠くことなく書き続け発行することができました。時々、今週は休んじゃいたいなという時がありましたが、なんとか書き切りました。継続は力なり、500号目指して頑張ります。
法政大学で自分が企画して企業において障がい者を雇用することを啓発する公開フォーラムを2回開催、いずれも満員となりました。また厚労省の外郭団体が主催する「障がい者ワークフェア」にセミナー講師として出演するなど活動を活発に展開しました。上場企業で障がい者雇用をテーマにした幹部研修も受託したり、顧問先でも障がい者雇用に取り組み始めた企業が4社出るなど実務面でも確実な前進がありました。
育児休業から復帰した2人の女性社員は短時間勤務という制約の中にあっても1年間、子育てと仕事を両立してくれました。立派です。本当に頭が下がります。また育児休業のために新たに雇用した社員は確実に成長し、会社の戦力として一本立ちをするまでとなりました。みんな元気がいちばんです。
ほめるという効用に気づていましたが、今年はこれを人事面で「表彰制度」という形で息吹を与えることで、企業経営にさらに有効なのではないかという発見がありました。理念研修でテーマに取り上げた企業での反応も上々です。
今年一年、いい思い出がてきたことに感謝しつつ残りの日々も充実させ、来年がまたいい年になるよう精進していこうと思います。
来週は、いよいよ「障がい者雇用フォーラム」です。
気合入れていくぞ!!
小林秀司
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