映画『エル・ブリの秘密』を観て
こんにちは、三橋康司です。
今年も残り2週間です。
皆様、お変わりなくお元気でしょうか。
僕は今年も31日まで仕事です。
土曜日勤務になってはや半年、坂本先生やゼミの皆様に
会いたいなと日々思うのですが、それが実現できません。
次お会いする時には少し成長した姿をお見せしたいと考え
過ごしています。
久しぶりに映画を観ました。
『エル・ブリの秘密』
シネスイッチ銀座で上映されている映画です。
世界一予約のとれないレストランの秘密を追うドキュメンタ
リーです。
このレストランはスペインのバルセロナから電車で2時間ほ
どに位置しています。
いってみたい!!
そう思われる方もいるかもしれません。
しかし、お店自体は今年の7月末で閉店し、現在は料理研究
機関として再出発するそうです。
舞台はほとんどが店内のキッチン周辺、それと素材探しの
ために市場が少し映ります。
印象に残ったことを3つ書きます。
■料理を独創的なものに
料理長は独創性を追究しており、液体窒素の使用や斬新な盛
りつけ方を日夜研究しています。
料理は3時間で35品を提供します。
そのどれもが独創的です。
もっと知りたかったのは、料理の提供順番へのこだわりです。
この肉料理を食べた後にさっぱりさせるためにこのかんきつ系
をチョイスした、とのような部分もきっと卓越しているんだろうと
思いました。
■料理研究へのストイックな挑戦
そのため、1年間の内、営業しているのは半年で、残りは
研究に費やしているとのことです。
※研究開発比率、どのくらいなのでしょうか…
料理のみならず、料理提供や電話の予約など細部までこだわ
っています。
一流のサービス、リッツカールトンを思い出します。
■素材の良さを最大限に活用する
旬、ということを非常に意識していました。
半年にわたる研究期間では、実際に営業する期間に”旬な食材”
がなにかを徹底して調べ、先読みしています。
また、日本の食材で目をつけていたものには
・まつたけ
・柿
・ゆず
がありました。
それとオブラートの使用方法で
・粉薬をいれて飲む
という、部分に着目し、文化の違いを徹底して受け入れていました。
同じ素材を使っても
・斬新なビジュアル
・ユニークな盛りつけ方
・驚くような食べ方、味、食感
が表現できるのだなと感動しました。
料理は芸術である
そう感じる一本です。
お時間ありましたら、ぜひ鑑賞してみてください。
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