わが研究、高校生に届く~勇気をくれた女子高生たち

先週、ある高校生からメールが届きました。

「私は昨年11月23日にさいたまスーパーアリーナで開かれたワークフェアで小林様の講演を聴いた者です。
日経新聞社主催の『日経ストックリーグ』という経済のコンテストに参加しており、「障害者雇用」をテーマとして調査を進めていました。
私たちはワークフェアでの小林様の講演で多くのことを学び、勇気づけられ、レポートを完成させることが出来ました。
先日、『日経ストックリーグ』の最終選考があり、私たちのチームは最優秀賞を頂くことが出来ました!!
心よりお礼申し上げます。」

ああ、あの講演終了後に熱心に質問をしてきた二人の学生さんたちだなと当時を思い出しました。
それはまだあどけなさが残る制服姿でした。
自分の講演やセミナーにこんな若い人たちが参加するなんて珍しいのでよく覚えていました。

へぇ、熱心な子たちもいるもんだと感心させられましたが、その後、こんなオチがまっていました。

日経?最優秀賞??
そして、受賞したレポートのタイトルが「障害者の力~気がつかないなんてMOTTAINAI!!~」という・・・。
見た目にそこいらにいる女子高生たちが、自分の話を聴いて、どんなことを思い、そして書いたのか、とても興味がわきました。

早速レポートを送ってもらいました。

驚愕でした・・・
これが高校1年の作品か・・・
そこらの大学院生にも勝るとも劣らない内容でした。
大学生含む1,420チームのなかから最優秀賞に輝いたのも納得です。

ぜひ読んでいただきたい。
http://manabow.com/sl/result/12/sl-123968.html

こんな高い意識をもった高校生たちを生みだす日本は、将来有望だと勇気づけられました。

「企業は働く人にこんなにもたくさんの幸せを与えられるのだと思った。」
「人の心を一番に重んじることが企業にとって大切なことだと学んだ。」

若者の希望を裏切らない企業社会をつくっていきたいと心新たにさせられました。

小林秀司

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