自らの経験や体験を活かす、バリアバリューなリーダー
ブログをご覧の皆様 お元気様々です。
週末担当 佐藤浩司です。
寒暖の差があり、夏風邪を引かれている方もいらっしゃるようです。
体調管理にが十分に気をつけて、過ごしましょう。
さて、今週木曜14日 坂本光司研究室主催で障がい者雇用シンポジウムを大阪で行い、参加してして参りました。坂本先生のお話の後、ミライロの垣内さんのお話です。
まず、最初にお話頂いたのは、スライドは黒を背景に白が良い。そうすると目が疲れ得ない。とのこと。配慮しているところからの話で、お若いのになんて気遣いのできる素晴らしい人なんだろう・・・。幼少期の体験を直接伺えて、感謝感謝!とホームページで詳細を拝見して、強く思いました。と申しますのも事前にホームページも拝見せず、何も情報を持たずに行った方が良いのかな?と。ゼミで頂いたフラヤーでは、写真ではお若いようし、小林さんも熱く語っていらしたので、直感で事前収集なしに、垣内さんをキチンと拝見しようと無意識にしていました。
自分が障がい者であること、障がい者を身内に持つ家族は、みなそうだと思いますが、多かれ少なかれ、自分自身や親に負い目があった時期があると思うのです。
「常に誰かの顔色を伺い、誰かの手を借りなければいけない生活に嫌気がさし、歩けない自分が、車椅子に乗っている自分がとても弱く惨めな人間に見えていたのです。」ホームページ内に掲載されていますが、どれだけ、その体験は壮絶なものが感じとれます。
講演中に「歩くことは諦めた」とおっしゃていましたがリハビリ中に「やりきった」と自分を受け入れられたのではないかと察します。障がい者自身が自分を受け入れることによって、家族はそれが一番嬉しいのです。それは、本人には変わって、挙げられないので、自分で変わる(変わってもらうまで見守る)しかないのです。障がい者自身が悲しいと家族も悲しい。障がい者自身が自信を持って明るく楽しく生活すれば、家族も楽しい。それが本当の意味で、障がい者を身内に持つ家族も受け入れることになるのではないかとい思います。
ここに企業が障がい者雇用を成功させるManagementの要点があると私は、思います。近年単身者が多くなるのも気にはなりますが、この社会は複数の人々に恩恵を受けていることを忘れてはならない。何をするにでも人の手を直接もしくは間接的に借りています。その感謝の気持があれば自然と良い人間関係となり、良い循環が生まれてくることは多くの事例として、我々ゼミで研究させていただいております。
垣内さんは、自分を受け入れ、闘病やリハビリ、通院をより多く行なってきたことで、自分自身に向きあって、その壁を登り、自信を持って前へ前へ進むことの活動することで障がい者のために明日を創造する言霊としているのではないかと感じた1日でした。
事業内容は、自分自身の体験や現状を生かし、バリアフリーのコンサルタント業を立ち上げ、そのノウハウを活用し、自分と同じ境遇の障害者を雇い、又多様な障害の方を雇用をしているところが素敵です。
彼が企業活動でしようとしているところはこれからの日本の新しい価値(バリュー)観や新しい起業の形を自らの身体とアイデアで、継続できる社会に愛される素晴らしい企業になる感じが強く致しました。
最後になりましたが今日も素敵な出会いとお話に感謝です。修行僧のような気持ちになります。それが皆様自身の成長と心の豊かさの糧になることを祈って。
ミライロ垣内社長 を詳しく知りたい方はこちらをクリック。
http://www.mirairo.co.jp/
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