島根県「幹部候補者向けマネジメントセミナー」
9月2日から坂本ゼミの夏合宿で四国に来ています。高知、香川の素敵な企業を視察し、貴重な経営の考え方や知恵を仕入れることができました。今日は徳島班と愛媛班に分かれ、視察の旅最終日です。今日もどのようなお話を伺えるのか楽しみです。
合宿直前の8月31日?9月1日は島根県出雲市へ行ってきました。
7月16日のブログで、研究員の小林さんが紹介してくださった「島根未来創造モデル」の一つである「幹部候補者向けマネジメントセミナー」の講師をするためです。
セミナーテーマは「めざせ100年企業!!そのために心おくべき経営指標」です。今年はゼミ生の富永さんが益田市にある西部高等技術校のセミナーを担当し、私は出雲市にある東部高等技術校の方を担当しました。
今回は5回シリーズのセミナーのちょうど半分、3回目ということで、懇親会も企画してくださいました。おかげで、受講生や県・学校職員の皆様と楽しく交流することができました。
受講生の中には、第2回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の審査委員会特別賞を受賞された「株式会社めのや」の幹部社員の方々もいらっしゃいました。
また、障がい者雇用率が約4割という「和光産業株式会社」の幹部社員の方々もいらっしゃいました。和光産業さんの経営者の方は日本理化学工業株式会社の大山会長とともに長年、障がい者雇用に取り組まれてきたそうです。
このほかにも、熱い思いを持った受講生の方々といろいろなお話をすることができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。受講生の皆様が、島根県の未来を創造してくれるに違いありません。
ちなみに、出雲大社は「平成の大遷宮」にあたり、大変盛り上がっていました。このゆるキャラは出雲大社近くの「神話博しまね」特設会場にいた「しまねっこ」です。(岡野)
この時期になると、自治体職員の障がい者採用がはじまりますが、島根県益田市の障がい者採用が一歩進んでいます。
ほとんどの自治体が、身体障がい者のみを対象としているのに対し、益田市の場合は全ての障がい者を対象にしているのです。
精神障がい者の雇用義務化の話が出ていますが、そうなってくると実は公共部門の状況が芳しくないのです。自治体も人を雇って事業を行うことで企業には違いないので、何かできないかと考えています。